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「インタビューに価値がある」のだろうか。

Claude3がすごい、と言われている。実際に昨日、無料版を使ってみたらすごかった。決まった質問をして、決まった回答をもらうインタビューをそのまま書き起こすなら人は介在しなくていい。

あらかじめこれを聞こうと、質問を準備しているけど、その場で他のことが聞きたくなる。なぜ目の前の人はこんなにも熱くなっているのかと。その理由が知りたくて聴いてみると、実は、◯◯という話をしてくれた。その話を聴いて、これまでの話が全部繋がったように感じた。その質問をしなかったら、それまでの話の後に、なぜこの人がそれをやっているのかがわからないまま終わるところだった。

なぜ?
なにがそうさせるのか?

でも、最初から質問になぜその人がそれをするのかの質問を盛り込んでおけばいいのではないか、とも言われそうだ。誰がインタビューしても同じなのか。

書くことが決まっているインタビューという不思議な仕事をした。質問も決まっているし、答えも決まっている。結局、インタビューの場になると、決まっていることを話しても意味がないので……と、書かれていないリアルな話を聞くことになった。

この体験から、いろいろなことを考えた。
インタビューってなんだろうか。インタビューをする意味ってなんなんだ。
テキストでやりとりするのとは違う。その人の表情も声色も話し方を見て感じることができる。そこから新たに知りたい、聞きたいが生まれてくる。

IT企業のサービスで、電話を切った後に、電話でのお客さんの反応や感情を指数で表すものがある。電話対応をする側は、数値でお客さんの感情を読み取りながら、話す話題を変えたり、話し方を変える。電話が終わった後に、どのタイミングでお客さんの声色が変わったかを分析し、ビジネスに活かすという。人間の感情も電話越しの声で数値化される時代……。

恋愛相談にもA Iがのってくれる。
いつか相談してみたい。

以前、別居していた時に考えたことを思い出す。
他人と暮らすのが嫌なら、機械と暮らせばいいのでは?ロボット買おうよ……と娘と話したことがあった。

その頃、本屋アルゼンチンの「ほぐす学び」の場に参加していて、弱いロボットの存在を知った。人間らしさとは……を考えた。自分が抱く負の感情は人間にしか向けられないことに気づいた。そして、その負の感情を抱かれる人間の弱さが自分にもあるのだと。

結局、自分が好きなのだ。自分の弱さを知り、相手の弱さを受け入れることができた。人間とまた暮らしてみようと思った。

だいぶ話がズレた。このバカさ加減が人間なのか、わたしか。
弱いライターって、ダメだろうか。弱さを認めろとは、逃げか。
弱さとはなにか。

安定しない、時に間違う、完璧じゃない。
歯向かう、物申す、従順じゃない。

ダメか。
ダメなのだろうか。
永遠と続きそう。
もう、そろそろ働こう。
note書かずに原稿を書け。

動きながら考えていく。
人間として生きていく道を。




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