切に思えば必ず遂げる道理。

切に思ふことは必ず遂ぐるなり　道元

正法眼蔵随聞記

永平寺を開かれた道元禅師の言葉であります。
わたしはこの言葉を実感をもって信じております。
なぜなら今の自分は過去に思った通りの自分だからです。
これはいつの時代も変わらない道理です。

熱望しても実現するかどうかはわかりません。
思い通りにならないことも沢山あるでしょう。
しかし志をもって命がけで生きれば実感できます。
願いどおりでなくても結果が思いどおりであったことを。

切に望み、鮮明に描き、努力を重ね、実行し続ける。
挫折を味わい、壁にぶつかり、夢を失い、絶望したとしても、
それは試練であり、教訓であり、糧（かて）です。
糧は「勝て！」という励ましです。

「成るようにしか成らないが、成るようには成る」

成功とは、自分にとって大事な価値ある目標を前もって設定し、段階をおって実現する過程のことだ、と昔きいたことがあります。
このようないわゆる成功法則に固執することはありません。
成るようには成るのです。

必ず遂げるのです。

自分だけは信じてあげてください。
潜在能力のチカラは半端じゃありません。
自分が自分を切に切に思うことです。
為すべきことは何かを。志は何かと。

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↓日本一小さな参禅堂のイメージです。
わたしの切なる願いはただ一つ「ともにすわる」です。

１００年後の草庵の想像図

わが志に生きていきます。
今日もご覧いただき有り難うございます。
念水庵

廊下を走る小僧