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サウナが癒す顧客のペイン

今まで全然勉強してこなかった分野を勉強し始めています。マーケティングです。

会社にはマーケティング部があるので、自分に与えられている役割ではないことから、今までほとんど勉強することなく過ごしてきました。

しかし最近になってマーケティング部とタッグを組むこととなり、それに伴って勉強しなければならなくなったのです。

いくつか本を読んだりしながら勉強をしていると、少しずつマーケティングの視点で物事を考えられるようになるのかもしれません。日常にも少しずつ変化が出てきました。

先日学んだうえで実践に活かそうとしていた概念が「顧客のペイン」という概念で、顧客にとってお金を支払ってでも解決したい「痛み」のことを指す用語です。

自分たちがビジネスをしていくうえで、どの様な「顧客のペイン」を解決していくのかを上司の指導のもと考え抜く日々を送っていました。

こうして「顧客のペイン」のことをいつも考えて過ごしていると、自分が仕事を終えて労働者から消費者に変わった時、つまりは休みの時にもマーケティングのフレームワークを通して世の中を見るようになってしまいます。

この前は出張先で宿泊先が見つからず、しょうがなくサウナに宿泊することになりました。そこは大きな老舗のサウナで大勢の人たちがサウナで汗を流し水風呂に飛び込んで、休憩室で身体を休めている様子が印象的でした。

自分も同じようにサウナで身体を整えていたところ、このサウナ事業を始めた会社のマーケター達も当時の社会における「顧客のペイン」を分析していたのだろうかと、どうしても考えてしまいました。

日本人はよく働くので国民はその疲れを癒すことを求めています。更には入浴の文化も浸透しているので、サウナという事業が儲かることは予想がしやすかったのかもしれません。

そんなことを考えながら自分のペインがサウナで癒されていく様を体感していました。

こうして自分が消費者として課題を解決された側を体感したことで、自分が仕事をするときにもイメージがしやすくなってきました。

マーケティングの勉強は、何だか必要以上に横文字が多くて困惑してしまうことが多いですが、日常生活にも活かすことができそうなので、もうしばらくは前向きな気持ちで取り組んでみることとします。

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