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【820球目】決起集会

先日、とある職場の決起集会に参加しました。今年の4月にM&Aで事業譲渡があった職場での決起集会です。今日はその時に感じたことを書こうと思います。


不安

M&Aで譲渡される側の社員は100%不安になります
株式譲渡ならば、会社はそのままですが、今回のように事業譲渡のケースだと自分が所属している会社が変わるので尚更です。

自分の会社はどのような会社なのか。自分の会社の社長はどのような人なのか。3ヶ月が経過して、現場においても新たな三陽工業のメンバーが日々奮闘してくれているおかげで少しずつ三陽工業の理解が進んでいるはずです。
そして、その上で更に職場をよくするために、既存のメンバーと新しいメンバーでこれからのシンカを進めていってくれると考えています。

感じたこと

20代~70代と幅広いメンバーの参加がありました。
三陽工業にも60代や70代のメンバーは在籍していますが、その人数は非常に少ないです。現在の三陽工業全体の平均年齢は約34才と日本の平均年齢である約48才と比べても非常に若くなっています。

M&Aを行う前から感じていたことですが、昔の三陽工業に似ているなと。
私が入社をした頃の三陽工業によく似ています。今でも、研磨部門においてはその名残があります。

多くの熟練者が在籍し、その平均年齢は比較的高め。5年後、10年後を考えると人材育成は急務ではあるが、当然それがコストとして跳ね返ってくる。
そのコストを考えると新たな人材育成は難しい。かといって、1人1人は確実に年齢を重ねていく。

良く似ている点のもう1つは中心になる社員が私と同世代であることです。
もちろん、私より年上の方々も多数いらっしゃいますが、40代、50代で中心的な役割を担ってくれている人がいます。

三陽工業においても同じでした。平均年齢は高い所にありましたが、中心的な役割を担う社員は私とほぼ同世代です。これは非常に有難かった。一緒に、成長してきたイメージです。

新たなメンバー

その職場の責任者含め、事業譲渡により新たなメンバーがこの職場に参画しています。その新たなメンバーも精力的に動いてくれていました。

既存のメンバーがその新たなメンバーに対して『〇〇さんは熱いですからね』と言ってくれていたのは非常に嬉しかったです。もうひとつ、三陽工業のYouTubeを見てくれていた人がいたのは嬉しかったですね。SNSによる情報発信は社外のみならず、社内に向けての役割も担っていますので。

何か新しいことを進めて行くときに、合理性や理屈も必要ではありますが、最も重要な事は熱さであり熱量だと思っています。それがあるからこそ、行動の量が増えてきます。それに伴って行動の質が上がってきます。

2017年

この職場は、関東エリアにおいて初めてのものづくり事業所です。
現在の三陽工業グループにおいて、ものづくり事業所のあるエリアは、
福岡・兵庫・京都・滋賀・愛知・長野そして、神奈川になります。

三陽工業が関東エリアに進出したのが2017年。
7年が経過しています。この7年間に横浜・埼玉・栃木、そして1つのものづくり事業所が出てきました。7年前、関東で三陽工業の看板を背負って働く人は0人でした。それが7年経ったいま、200人を超える人が三陽工業の看板を背負って仕事をしてくれています。まだまだこれからではありますが、何もなかった場所だったことを考えると非常に感慨深くもあります。

これは関東に限ったことではなく、明石以外の全ての場所に共通して言えることです。

これから

関東エリアはこれからの三陽工業を牽引する立場にあります。
まだまだ1つ1つの拠点は大きくありませんが、言い換えるとそれだけ伸びしろがあるということです。

市場はいうまでもなく魅力的です。人口も多いですね。もちろん、競争相手も多くなります。だからこそ、三陽工業の想いに共感してくれる人を増やしていくことに価値があります。そして、伸びしろが目一杯伸びていくことを確信しています。これからの関東エリアに益々期待です。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。




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