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【369球目】思考の大切さ

正しい思考と行動が成果へと繋がる。

もう何回言ったか分かりません。言葉も行動も思考から出てきます、今日はその思考について考えていきます。

アフリカで靴を売る

若い時に聞いた話です。有名な話ですよね。

2つの靴メーカーの社員がアフリカに現地調査に行きました。すると、その国では誰も靴を履いていなかった。1つのメーカーの人はこう判断します。誰も靴を履いていないのでは、靴が売れない。ここには市場は無いな。もう1つのメーカーの人はこう判断しました。誰も靴を履いていない!ここは宝の山だ!いくらでもこれから靴を売ることができる、ブルーオーシャンだ!

同じ状況を見ても、思考1つでその後の行動が180度変わってきます。仕事のみならず、生きていると様々な出来事に遭遇しますよね。その時に、どんな思考を持っているのかで言葉や行動が変化してきます。思考って大切だなと随分前にこの話を聞いて感じました。

競合が多い、少ない

私たちが行っているHR事業も製造業も競合が存在します。

三陽工業が独占している市場は存在しません。競合が多い地域もあります、少ない地域もあります。先ほどの靴の話と同じです。同じことが目の前にあっても、それをどう捉えて、どう思考するかでその後の言葉や行動は変わってきます。ということは、その後の成果も変わって来ます。競合が少ないというのは一見良さそうに見えますが、そこには理由があるでしょう。HR事業で言うと、地方に行けば行くほど、競合は少なくなりますが、その分人口も少ない訳です。

一方で、競合が多いと大変そうですが、その地域には人口が多かったり、人の流動性が高かったりします。全てが悪い、そんな状況はなかなか存在しません。全てが悪いと判断している思考に問題がある訳です。

リーマンショック

リーマンショックでは多くの製造会社や派遣会社が大変な想いをしました。

あの時に、倒産した会社も数多くあります。私はリーマンショックを経験することが出来て、とても貴重な体験が出来たと考えています。もちろん、その瞬間はしんどかったですが、そこから出てきた思考と行動は今の三陽工業のベースになっています。リーマンショックが無ければ、今の三陽工業はありません。今の仲間とも縁がなかったと想像すると、そんなに悲しいことはありません。リーマンショックがあったから成長できた。これが私の本心です。そして、あの時に弱かったために、助けることができなかった人達に対しての想いは忘れません。

コロナ禍

まだまだコロナ禍です。

2020年3月頃から始まったこのコロナ禍。リーマンショックと同じ様に、最初はしんどかった。2020年は東京オリンピックがある予定でしたが、それも延期になりましたね。そんな状況の中で売上は2割減。ギリギリでの黒字確保という1年を過ごしました。

みんながしんどかった。

その状況を乗り越えたからこそ、今があります。多くの仲間との縁が消えた時期でもあります。でも、それも未来に対しては必要な事だったと判断しています。リーマンショックと同じ様に、コロナ禍があったからこそ、今があります。コロナ禍が無ければ今の強さはありません。そんな思考をしています。リーマンショックと同じく、コロナ禍においても多くの縁を失いました。もっともっと強くなる必要があります。

ピンチの後にチャンスあり

野球をしていると、こういったケースによく遭遇します。

ピンチを乗り切った後、チャンスを迎えるケースは多いです。やはり人間がやることですから、ちょっとした気持ちで変わります。よし!やれる!と思っていると、良い結果が出てきます。打球が来たら嫌だなと思っているとエラーします。仕事をしていても、ピンチだと感じることがあります。リーマンショックやコロナ禍がそれに該当するでしょう。そのピンチを乗り越えたからこそチャンスが来る。同じ様な流れをひしひしと感じています。

リーマンショックが来たから自分の会社がダメになった。
コロナが来たから自分の会社がダメになった。

そんな人も多いと思いますが、実は、その外部環境が問題ではなく、その人の思考が不足しているだけなんですよね。リーマンショックやコロナ禍を言い訳にしているだけです。時間がないという人に時間がない事はありません。忙しい人は、その中でやりくりをしています。問題なのは、時間がないことではなく、自身の思考です。思考1つで、人生は良くも悪くもなります。

正しい思考と行動が成果へと繋がります。これを日々徹底してやればいいだけです。

本日もありがとうございました。

明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!