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【17球目】兵庫県立大学・みなと銀行連携講座②

兵庫県立大学とみなと銀行は産学連携協定を結び、
地域企業の戦略と経営
という講座を半年間開催しています。

前回に続き、そのお話をお届けします。

▼前回のnoteはこちら

最初にみなと銀行の支店長からお話があった際に、

「講義への出席者からレポートが提出されて、大学生の意見を聞くことができるので価値がありますよ」

と聞いていました。

講義が終わって

コロナ禍において、なかなか大変なことも多い1年でしたが、兵庫県立大学での講義のあとは、久しぶりの気持ちが充実した心地よい疲れを感じることができました。

そして、年が明けて少しした頃、約300枚のレポートを持ってきて頂きました。当然ですが、1枚1枚丁寧に目を通します。

300枚のレポート

今回の講義は、大学1年生2年生が主な対象者でした。

彼らに分かりやすく、そして90分間という時間をどう興味を持ってもらえるか。しかし、経済学経営学を学んでいる学生です。
それなりに専門知識も持ち合わせているでしょう。
色々な角度から、本気で講義をしました。

そして、1枚ずつ読んでいくレポートの中で

おっ! 凄い! そう感じるか!?

とか

めちゃめちゃ伝わってるやん!

というレポートが約50枚ほどありました。

その50枚を抜き出して、残りの250枚とともに、人材戦略部長採用部長経営管理部長に渡して、彼らにも一度読んでもらいました。

やったことがないことをやってみよう。

50枚の熱量の高いレポートを読みながら、感じたことがあります。

この人達と直接話ができないだろうか?

三陽工業に入るとか入らないとかは別にして、90分の短い講義の中で製造業や製造派遣業について鋭く捉えることが出来てる。
そこから自身の考えをアウトプットすることが出来ている。

少しでも製造派遣という業界を知ってほしい。
少しでも大学生が社会人になる為の一助になることができれば、どんなに楽しい事か。

そんなことを考えながら、気づいたら兵庫県立大学の担当の方にメールを入れていました。

まさかの対応

金曜日にメールをいれました。丁寧に想いを込めて。
ただ、前例がないことでしょうし、やったことがないことでしょうから、

断られるだろうな

と思いながら。
ただ、断られた時の行動も考えながら、まずはお願いメールをお送りさせて頂きました。

金曜日にメール送信。

翌日の土曜日に返信がありました。

そのレスポンスに驚きながら文面を確認すると、

承知しました。

の一文が。

おおっ! すごいやん! 兵庫県立大学!!

すみません。
率直な想いなのですごく拙い言葉になってしまいましたが、本当にそう思いました。

これで、やったことがないことをやってみることができる。
前例がない状況の中で、こちらの想いを理解していただいて許可を頂いた兵庫県立大学には、感謝の気持ちでいっぱいです。

土曜日のうちにMicrosoft Formsでアンケートを作成して、そのQRコードを作成した文書を作り、月曜日には一式揃えた上で兵庫県立大学へ郵送し、本人たちへ送ってもらうようにしました(こちらで個人情報は持てないので)。

どんな反応があるのか、ドキドキワクワクしながら待っていました。

最終的に

最終的に、直接お話をできることになったのは2名です。
その2名に対しては、半日を使って

三陽工業及び業界のより詳しいお話
職場体験(広報グループ)
どんな会社で勤めてみたいかのディスカッション
就職活動においての武器

のお話をさせて頂きました。

なんでしょうね。この感覚。

採用に直接つながる訳でもなく、会社にとっての間接的なプラスはあれど、直接的なプラスにはならない。

なのに、目の前の学生に対して、必死になって話をしている自分がいる。
私以外にも数名が話をしたり、自分の仕事を横において対応してくれたりしています。

目の前にいる学生が、より良い人生を過ごすために

これをビジョンにして、この半日は動いてくれています。
そんな社員にも心から感謝です。

そして、どこかでもし、もう一度会うことが出来たならば、成長している姿を見てみたいものです。

やったことがないことをやる。

ちょっとした勇気で、やり始めることができる。

でも、その行動が加速していったり、前へ進んでいったりするときには、誰かの応援が絶対に必要になります。
1人で出来ることなんてたかが知れている。

応援する人=される人

成功者の条件と考えています。
そんな人になれるように、毎日を120%で走り続けていきます。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!