【80球目】存在意義
三陽工業は日本の製造現場を元気にする会社です。
⇧三陽工業を3秒で紹介するなら、こう言います。
そして、三陽工業にはWHY=存在意義なるものがあります。
今日は三陽工業の存在意義について書いていきます。
三陽工業のWHY=存在意義
製造派遣や中小零細企業で真面目に一生懸命働く人達が報われる世界を創る
⇧これが、三陽工業の存在意義です。
真面目に一生懸命働く人達が報われる世界、当たり前の世界だと思いますが、それが実現できていない。じゃあ、私たちでそれを創ろうよ。
そう考えています。
製造現場の仕事は、毎日コツコツと何かを積み上げていく、そんなイメージの仕事です。いきなり大きなことはできませんが、1日1ミリずつ昨日の自分たちを超えていく。その積み重ねが大きな成果へと繋がっていきます。
この考えに辿り着くまでに、色々と想いがありました。
想い①
真面目に一生懸命働く人達が報われる世界。
私自身も、真面目に一生懸命に仕事をするしかないと考えています。
凄い特殊能力がある訳ではない。
とてつもないパワーを持っている訳でもない。
だからこそ、真面目に一生懸命するしかないと考えています。
ただ、今までの人生の中で、真面目に一生懸命やっていても報われない世界を見てきました。理不尽な世の中であることも理解をしています。
ただ、それを言い訳にしては何の進歩もない。現状が違うと思うなら、行動して変えればいいだけです。
よし、変えよう。
そう考えてできたのが、生産推進グループです(⇩こちらの記事を参照)。
生産推進グループにはとても強い想いが詰まっています。
想い②
ある会社をM&Aした直後の話です。
元々いた社員が「有給休暇を取得したい」と申し入れてきたので承認しました。するとその社員は何か言いたげなので、
「どうしました?」と聞くと、
実は、前の社長の時は「有給取りたい」と言うと、露骨に嫌な顔をされてなかなか取りにくかったんです。その上でそれでも取得したいというと、「賞与から引くからな」と言われていたんです。
驚きました。
ビックリしましたね。
そんなことがあるんだと。
自分の常識の範囲外での出来事でしたので、ただただ驚くだけでした。
その時に、製造派遣だけではなくて、中小零細製造業も負のスパイラルに入っているという認識をしました。
これも壊したい。
想い③
大手企業=良い企業
知名度のある会社=良い企業
と考えている人がこの国には数多くいます。
私は16年前に三陽工業に入社しました。
16年前の三陽工業と現在の三陽工業では、やっていることは全くの別次元です。もちろん16年前があったから、今があります。
その上で、これから10年、20年とかけて三陽工業が社会に無くてはならない存在になるように、これからもシンカをしていきます。
三陽工業に入って良かった。
三陽工業に入社して人生が良くなった。
三陽工業だから頑張れる。
こんなことを考える人を1人でも多く増やしていきたいですね。
三陽工業で仕事をしていることに誇りと自信を持ち、仲間を増やす為に周りを応援していける人を増やしていきます。
この会社に入って良かった。
死ぬ前に、そう想えるような会社にしていきます。
想い④
昨年から続くコロナ禍において、自分自身にも変化を感じています。
何回かこのnoteにも書きましたが、地獄を見ました。
会社の数字や日常の仕事では、そこまで行っていませんが、経営者としては地獄を見てきました。
そして、それを超えて今に至ります。
想いは変わらず持ち続けていますが、偏った想いを持たなくなりました。
過去は大切にしています。現在と未来はもっと大切にしています。
この会社で働く人達が、この会社に入って良かったと思える環境を創っていくことが私の責任であり使命です。
三陽工業はもはや、誰か特定の人だけのものではありません。
そう考えながら行動をしています。
ここで働くみんなが、元気になるように今日もやりきっていきます!
本日もありがとうございました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!