三都日曜

イチャラブロマンティック is this

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最近の記事

どうか欲張りであれ、人生

カテゴリ:自分語り、回顧録、惚気話、2年間と10年間 きっとそういうものだろう。たとえどれだけ幸せだとしても。それが誰かと一緒に生きていくということだろう。それはわかる。それは覚悟のうえで。それは理解のうえで。それでも希望の方がたくさんあって。そんな気持ちで新生活はスタートした。 それから2年。 たぶん、僕は思っていた以上に、幸福に生きている。 お疲れ様です。三都日曜です。 はやいもので、個人的な節目となるあれやこれやがあってからもう2年が経ちました。そして、自分でも驚

    • 課金とか推し活とか好きとか、そういう変遷と楽しむことへのアンテナ

      カテゴリ:最近の自分、好き語りと課金 ■ロスト・バゲージ・クラブ2023年末。リスナーとして聴いていたsatoruさんと岡田悠さんによる『旅のラジオ』がリニューアルされた。内容はお二人(とDPZの石川さん)による旅を軸としたトークラジオなのは変わらないものの、タイトルは『超旅ラジオ』へと変更。それにともない、有料のファンコミュニティが誕生。 せっかくなので、入ってみることにした。 「ロスト・バゲージ・クラブ」。カバンを失うというネーミング、まさに旅という感じ。 僕はカバ

      • 十年越しの両古道踏破という珍しい体験と時の流れの実感

        カテゴリ:旅行記 今年9月末、和歌山の熊野古道・中辺路に挑戦した。 紀伊田辺から熊野本宮大社まで、二日間で歩くこと60kmちょい。想像をはるかに超える険しい山道だったものの、なんとか熊野本宮に到達することができた。 ものの二日間ではあったけど、それはそれは貴重な体験で。思い出としても自分の記録としても、忘却の彼方に追いやられてしまう前に、せめて今年のうちに何か書き残しておきたい。 熊野古道を歩くということこの地で古くから連綿と受け継がれてきた熊野三山(熊野本宮大社・熊野

        • 『0メートルの旅』と非日常

          カテゴリ:書籍感想 岡田悠さんの著書『0メートルの旅』が重版出来になったとご本人のツイート(ポスト)で知る。また先頃更新されたnote記事にてその経緯も語られていた。一読者として、素直に嬉しい。 *以下、勝手ながら引用をペタペタ貼らせて頂きます。悪しからずご容赦ください。 偶然ではあるのだけど、個人的に『0メートルの旅』の感想を今年の末あたりに投げようと思っていたところだった。初読は発売された頃だったので今更ではあるんだけど、いろいろあって今年改めて読み直して、感じると

        どうか欲張りであれ、人生

          おもいではいつもキレイだけどそれだけじゃおなかがすくとかなんとか

          三都日曜と申します。 紙とペン、文字と珈琲、街と道が好きなオタクです。 あとアイドルマスターが好きです。 結婚しました。 改めて語るほどのエピソードはないけど、それでも人生の大きな出来事なのは確かなわけで。せっかくだし、今綴れることは何であれ残しておくのもいいかもしれないと思い、たいして更新もせず半ば放ったままだったnoteを久々に起動させるに至っています。 以下、ただの自分語りです。 そもそも僕という迷走の民がいてそれにしても結婚とは。人生はわからない。 「結婚し

          おもいではいつもキレイだけどそれだけじゃおなかがすくとかなんとか

          友人の投稿に寄りかかって巡り会う作品と空腹と梅雨。

          颯爽と映画館をあとにしたところで、明日の僕らに何か変化が起きるなどということはきっとない。でも、だからこそ、この情熱は美しい。- - - - - 『映画大好きポンポさん』感想 あまり流行に敏感でないので、そういう映画があるんだな、くらいにしか知らなかった。評判がいいのかな。映画作り映画って感じなのかな。その程度。 そんな折、友人の何気ないポンポさん感想ツイートがタイムラインで目に入った。 大仰な物言いは珍しいな、と思った。 行ってみてもいいな。そう思った。 友人の作品

          友人の投稿に寄りかかって巡り会う作品と空腹と梅雨。

          気になるシーンがあるから、という理由で映画を一本観る。人はそれもまた浪漫と称するのかもしれない。たとえそれが"砂嵐"なのだとしても。

          人生のターニングポイントってあったかな、などと自分のことを思い返すのはやめておけ。考えなきゃいけない時点で見逃してるか、あるいは訪れていない。 - - - - - 『ドリームランド』感想 ダストボウルのシーンをスクリーンで観たくて映画館に足を運んだ、というとバカバカしいだろうか。 ツイッターのタイムラインをぼんやり眺めていてぐうぜん見かけた映画の情報。それが『ドリームランド』だった。観に行こう、と決めた。 非日常、ここではないどこか、希望の地。そういったものへの憧憬は

          気になるシーンがあるから、という理由で映画を一本観る。人はそれもまた浪漫と称するのかもしれない。たとえそれが"砂嵐"なのだとしても。

          スプリングスティーン尽くしの映画を観て、関係ないけど僕は「アレンタウン」を聴いて泣く。

          我が事に置き換えて勝手に感動しよう。自由とはそういうところにもある、はず。- - - - - 『カセットテープ・ダイアリーズ』感想 まだ薄暗い変な時間に目が覚めてしまった朝、何をするでもなく手元のスマホでいろいろ徘徊していた時にタイムラインに流れてきた新作映画に関するツイート。ちょうど公開し始めたばかりの『カセットテープ・ダイアリーズ』の情報だった。ブルース・スプリングスティーンの音楽に魅了され心を奪われた一人のティーンエイジャーの、鬱屈とした毎日からの逃走と疾走の青春物

          スプリングスティーン尽くしの映画を観て、関係ないけど僕は「アレンタウン」を聴いて泣く。