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浮ついていると最終的に冷静さに負ける

【821文字】学校のクラスにある2人の生徒がいて、
1人はものすごく落ち着きがなく、
もう1人はものすごく静かです。
クラスの中でも外でも、
前者はやんちゃで活発で騒がしく、
後者は静かで寡黙で考えることが好きです。
落ち着きのない人はみんなに迷惑をかけ、
静かな人は時にみんなを楽しませてくれます。
衝動的な人は、静かな人を試すことはありません。
正確に言うと、
落ち着きのない人はほとんどの場合、他人に見下され、
静かな人はほとんどの場合、他人から尊重されます。
二者は世界観が違います。
衝動的な人は結局、静かな人に負けてしまうのだと思いました。

会社の同僚のうち数人は、賑やかであることが好きで、
仕事以外のほとんどの時間を世間話に費やしています。
一方、同僚の中で、ある2人は世間話に入ることはありません。
自由な時間があれば、2人とも資格の勉強をしています。
最終的には2人とも資格試験に合格しました。
静寂の中で理想が花開いた形です。
その他の同僚たちは、相変わらず世間話をしながら、
誰もがそれを望んでいるかのように「ポーズ」をしていました。

あるの詩人がこのように言っていました。
「私の詩のほとんどは、機嫌が悪かったり、悲しい時に書いたもので、
機嫌が良い時には何のインスピレーションも沸かない」と言っていました。悲しい気分の時は、静かになって思考が深くなり、
良い気分の時は、落ち着きがなくなって、
思考が表面的になると言われています。
深遠さは、深い心があってこそ、思考の果実が生まれるのです。

私も昔は落ち着きがありませんでしたが、
最終的には静かにすることを選びました。
静けさがなければ、何も作り出すことは出来ず、
今の地位や環境は存在しなかったのだと思います。
静けさに感謝しています。

「繁華街では草が生えない」という言葉があるそうです。
 せっかちな世界では草も生えず、作物や果物は出来ません。
実りある成功を収めるためには、
焦りに打ち勝つために、静けさを利用しなければなりません。

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