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恋愛にマーケティングは役に立つ⑤(STP分析:セグメンテーション)

シリーズ第五回。
今回は扉絵をバレエの写真にしてみました。特に深い意味はないです。

前回はこちら。

こんな感じで進めてます。
①恋の3C分析
②そんな貴方のSTP ←今回はここ
③どうやる?恋愛のマーケティング・ミックス4P


さて、STPとは何か。

第一回でも軽くご紹介しましたが、改めて。

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STPマーケティングとは、効果的に市場を開拓するためのマーケティング手法の事。マーケティングの目的である、自社が誰に対してどのような価値を提供するのかを明確にするための要素、「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニング」の3つの頭文字をとっている。フィリップ・コトラーの提唱した、マーケティングの代表的な手法の一つ。
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STPマーケティングも、マーケティングの領域では割と基本中の基本でして、汎用的に使える手法ですし、恋愛マーケティングに転用もしやすいです。


さて、STPマーケティングの説明を恋愛バージョンで変換してみましょう。

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恋のSTPマーケティングとは、効果的に恋愛相手を開拓するためのマーケティング手法の事。マーケティングの目的である、自分が誰に対してどのような価値を提供するのかを明確にするための要素、「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニング」の3つの頭文字をとっている。
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簡単に言うと、恋愛する相手にはいくつかの要素にカテゴリ分けして考える必があり(セグメンテーション)、その中で誰を狙うのかを決める必要があり(ターゲティング)、その狙う相手に応じて、自分の魅せ方(ポジショニング)があるわけです。

いまいちよく分からない?

大丈夫。追ってこれから順番に説明しましょう。あせらないで。

まずセグメンテーションからです。
ちなみに本来のマーケティングでのセグメンテーションについて、グロービス先生に良記事が有りましたのでご紹介します。

セグメンテーションとは、単純に言うと相手を細かく分類分けすることです。

たとえばこのような項目で分けることができます。

・年齢
・年収
・身長
・体重
・職業
・コミュ力ある
・賢い
・お笑い好き
・読書好き
・結婚歴

などなど。

なぜこんなことで分ける必要があるのかって?
まず前提として、みなさんは無意識に恋愛対象となる人をカテゴリ分けしていると思います。

よく、「どんな人を彼氏or彼女にしたいの?」という質問に対して「えっと、年収は○○○万円以上で、お笑いとか好きな人で、痩せている人が良いかな〜」とかっていう話を聞いたことありませんか?

この場合、相手を年収・趣味・体型でカテゴリ分けした上で、選別をしていることになりますが、みなさんは知らず知らずのうちに、相手をカテゴリ分けしているのです。

ですので、「自分はどんなカテゴリ分けで相手を見ているのだろう」と一回振り返ってみることが大切です。

意識していなかった部分を、あえて意識して、できれば書き出してみましょう。

それがこの次のSTPの二番目のT、ターゲティングに繋がっていきます。


つづく

★こんな会社経営してます。
(株)トライエッジ(http://www.triedge.co.jp)
<事業内容>
①顧客管理システム(Zoho)の導入、運用代行
②マーケティング(営業・販売・集客)戦略立案
③販売データ、顧客データ解析
④メルマガ、SNS、LINE@運用代行


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