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恋愛はマーケティングに役に立つ⑧(マーケティングミックスの4P:プロダクト)

このシリーズも第八回になりました。

こんな感じで進めてます。
①恋の3C分析
②そんな貴方のSTP
③どうやる?恋愛のマーケティング・ミックス4P(←今回からここ)

前回はこちら。


さて、マーケティングミックスの4Pとは何か。

3C分析、STP分析と進みましたね。STPでは相手をどのように分類し、そしてどこを狙い、自分のどんな武器で戦うのかを決めたと思います。

次のマーケティングミックス4Pでは、実際にアプローチする際の実行の段階です。

一つ一つ見ていきましょう。

まずはグロービス先生にマーケティングミックス・4Pについての解説をしてもらいましょう。

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4Pとは、マーケティング戦略の立案・実行プロセスの1つである、マーケティング・ミックスにおいてコントロールできる主な要素。製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、コミュニケーション(Promotion)の頭文字を取って4Pと呼ばれる。
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企業は様々な商品やサービスを売り出すわけですが、その商品の機能をどうするか、価格をどうするか、どういったルートで販売をするか、どういう広告を使うのか、などを考えなければなりません。

マーケティングミックスの4Pとは、それらを体系的にまとめたものです。一言で言えば、「売り出し方」ですね。

今回はその最初のP、Product(製品)について、これを恋愛マーケティングにしたらどうなるのかを説明していきましょう。

まず製品とは、一体なにを考えなければならないのでしょうか。


車に例えて考えてみましょう。
一般的に車といってもいろいろな種類がありますよね。価格が安くて燃費の良い軽自動車もあれば、価格は高いけれど乗り心地が良いファミリータイプの自動車、はたまたひたすら早く走れるスポーツカーなど、様々です。

これらの車は、それぞれのタイプで狙っているターゲットが違います。家族で旅行に行きたいと思っている人は、スポーツカーを買わないですよね。

つまり、ターゲットによって、製品の特徴や性能を変えているわけです。


これを恋愛に置き換えてみましょう。

あなたが射止めたいと思っている相手は、どういったタイプの人が好きでしょうか。頭の回転が早くて話が面白い人なのか、定職について収入ができるだけ多いほうが良いと思っている人なのか。

前回のSTPでのポジショニングとも少し被るのですが、あなた自信が製品だとしたら、ターゲットとする相手が、「買いたい(付き合いたい)」と思ってもらえるような性能・機能を持っていなければなりません。

この場合の性能や機能というのは、性格や知識、趣味や収入などですね。

さらに「この部分が足りないな・・・」と思ったら、積極的にその部分を強化していく必要があります。

知的な人が好き、というような相手を射止めたいなら、本などを読んで知識を増やしていくべきでしょうし、話が面白い人が好き、という人がターゲットなのなら、話し上手になるべく努力をしていく必要があります。ターゲットが「痩せている人が好き」という場合が多いであろうと予想されるなら、頑張ってダイエットする必要があるかもしれません。

それがマーケティングミックスのプロダクト(製品)なのです。
射止めたい相手に好きになってもらうように、自らを高めましょうということですね。


「えー、そんなのめんどくさい。努力したくないし、ありのままの自分を受け入れてくれる人がいい」という場合もあるでしょう。

その場合は次に続く残りの3つのP(価格、流通、コミュニケーション)を工夫することで補うという戦略になります。

その話はまた次回。

つづく

★こんな会社経営してます。
(株)トライエッジ(http://www.triedge.co.jp)
<事業内容>
①顧客管理システム(Zoho)の導入、運用代行
②マーケティング(営業・販売・集客)戦略立案
③販売データ、顧客データ解析
④メルマガ、SNS、LINE@運用代行


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