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2022年映画ベスト(新作編)
現実が映画を凌駕し始めている。コロナは収まる兆しを見せないまま3年目に突入し、ロシアはヨーロッパで戦争を始め、国内では白昼堂々と元総理が射殺されるなど、2022年は撮られた映像に呆然とする事態が頻発した。スマホの普及により、偶然居合わせた人の撮影した事件映像が、凡百の映画のショットを圧倒してしまうことは最早珍しくない。古くは同時多発テロや東日本大震災で素人が撮影した記録から始まり、ここ数年で既に
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新作ベスト(鑑賞105本)
1.オールド(シャマラン)
2.燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(谷垣健司、バリー・ウォン)
3.スプリー(ユージーン・コトリャレンコ)
4.カポネ(ジョシュ・トランク)
5.すべてが変わった日(トーマス・ベズーチャ)
6.The Green Knight(ロウリー)
7.ある人質 生還までの398日(ニールス・アルデン・オプレヴ)
8.アメリカン・ユートピ
絶対王政期から1980年代まで~クラシック音楽ベスト100
クラシックを聴きたくても、曲が多すぎて何から聴けばいいか分からない、という人は多いのではないか。ひとえに「クラシック」と言っても、18世紀以前から20世紀まで範囲は数百年に及び、内容も多岐にわたる。現代で例えるならば、ビートルズやレディオヘッド、乃木坂46を一纏めにして「ロック」と呼ぶぐらい乱暴な括り方なのだ。
そこで今回は作曲者の生年順にベストを並べ、流行の変遷や楽器の扱いがどのように変化し
時代の変遷によって変化したものと変化しなかったもの―2010年代映画ベスト100
2010年代は00年代以前と比較しても、よりラディカルに制作環境が変化した時代であったといえる。一つは、90年代から続いたCG等の技術向上がより顕著になったこと。また、機材の入手が容易になり、撮ろうと思えばどこでも誰でも映画が撮影できる環境が整ったことも挙げられる。
10年代の映画の中で技術的によく見られた事例を数点列挙すると、
・疑似的な長回し、複雑なカメラワーク(「ゼロ・グラビティ」他)
平成生まれのシネフィルが選んだ映画オールタイムベスト556
30歳という節目を迎え、これまでの映画人生の振り返りとして2019年8月末時点でのオールタイムベストを下記に纏めてみた。通常、こういったベストは歴史的価値に重点を置いて構成されるものだが、私の場合そういったものは一切考慮せず、自分が心から面白いと思えたものだけを選んだ。また、選者がホラー・サスペンス狂のためそういった側面からの選出が色濃くなっている。2000年代後半~10年代初頭の作品数を多く選ん
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