自転車で別府鉄輪温泉を巡ってみた♨️移住を考える
通算5回目(くらい?)となる大分県の温泉巡り!もはや毎年訪れている勢いなため、気分はもちろん、
「ただいま!」の一言につきます。
さて、今回は、お天気にも恵まれたので、鉄輪温泉から別府周りをレンタサイクルしてみることに。別府市に移住した方との温泉会話も始まります。
まずは別府第一ホテルに向かい、自転車を借りました。
鉄輪温泉方面の地理状況は車でも何度か訪れているため、若干の傾斜も知ってはいます。
まあ、アシスト付きだから楽勝でしょ、と思いながらサイクリング♨️巡りがスタート。
自転車で温泉巡り
まずは野口温泉。
別府は至るところでお湯が湧いているため、歩いていれば温泉場に出会います。
これが楽しみの一つ。このレトロ感がたまらない。
ここから、ひょうたん温泉を目指すのですが、アシスト付きとはいえ、まあまあな運動に。
とはいえ下り坂で一気に爽やかな風を纏えるので、これがまたご褒美。
さて、いよいよ街から山からもくもくと蒸気が立ち込める鉄輪温泉周辺へ近付いてきました。
ひょうたん温泉
「え、なんで5回も別府来ててひょうたん行ってないの!?」
と,別府仲間に口々に言われまして、確かに、、と思い、メジャーどこも行ってみようかと、
ついに初ひょうたん♨️デビュー。
入り口に足湯があります。
湯雨竹(ゆめたけ)という加水せずに温泉温度を冷却させる装置があります。
なんとも趣があって見た目にも癒されます。
いざ入湯♨️
源泉掛け流しのお湯はなんとも甘い香りがします。塩化物泉なのですが、メタケイ酸が多いと甘い香りがするのかな?と予測。
塩化物泉のpH3.1の酸性はかなり珍しい!
ツルツル感と柔らかさに包まれる湯。
露天風呂、蒸風呂、冷却した水風呂など温泉パラダイス。
自転車でなければ、確実に2時間コース確定な湯屋。
さて、内庭がありまして、ここに吸引用の温泉蒸気がでる工夫があります。
この日は、平日の14時くらいだったのでかなり空いてました。
夕方はもう少し外国人の方も含め増えるのかな?
地獄原温泉
さて、ここから自転車で駆け巡ります。
美しい湯船。
上人湯
この辺までは散歩しながらでもお湯巡りができます。
町の小さな温泉場の魅力は、鮮度がとにかく抜群ということ!
鉄輪温泉周辺は、塩化物泉がメイン。温まる湯。
地の気を最大限に浴びることができる贅沢!
と、毎回しみじみと感じるのです。
その味わいを100円ほどで全身に浴びれる有り難さ。
街の方たちが大切に守り抜いてくれてるからこそ、恩恵を受けれるので、地元の方には明るく挨拶をしたいですよね。
また少し自転車を走らせます。
次は、
小倉薬師温泉丘の湯
美しい湯船と木枠。
地元の温泉場の楽しみは,湯船のデザインやタイルなど見どころが意外と沢山あるんです。
この辺は明礬温泉に近いためか、泉質が少し独特になってきてます。
神丘温泉豊山荘
お次は、銭湯ではなく温泉旅館。こちらも日帰りがあります。
お湯がかなり特徴的なのでいざ入湯♨️
たまたまご一緒だった婦人と「こんにちは。」と挨拶。
常連さんらしく,
「源泉がすごく熱いのね,お湯増やすこともできるんだけど熱すぎるからこのくらいでいいかしら?」
もはや湯守のよう。
「竹の方から水が出ているの。とりあえずこのくらいにしているけどいい?」
「もちろんです。ちょうどいいです。」
確かに,ここのお湯は激アツかもしれないので気をつけてください,とアドバイスを先にもらってました。
「東京の人?」
「はい。」
「ここはお湯好きの人しかこないからね。結構東京の人来るのよね。」
マニアックが集まる,隠れざる別府の日帰り温泉。
確かにお湯が外の看板に記載あるのですが,原爆症に効能があるかもしれない,ということで昔は湯治場として利用者が絶えなかったよう。
pH9,1なのでかなりのアルカリ性。そして硫酸イオン多め。
また珍しいお湯との出会い♨️。肌で覚えておこう。
別府移住で心も体もHappy♨️
「ここのお湯いいでしょ,私ね元々東京生まれ東京育ちだったんだけど,体調を崩してね,思い切って別府に移住したのよ。」
「え,そうなんですか!?お知り合いとかいました?結構勇気入りますよね?」
「知り合いは1人くらいいたんだけど,今は他の仲良い人がたくさんできたからなんの心配もいらないのね。
勇気はいったけど,えいや!って仕事やめてみたの。
それで別府に来たら体調がみるみる良くなったのよ。」
なるほど,結構移住を夢見る人や想像する人は多いけれど,確かに移住する人は勇気がいるかなと。
でも,そのご婦人は幸せそうでした。
だって毎日温泉に浸かることができて,体も健康になったんだから。
そんな素晴らしいエネルギーを毎日惜しげもなく与え続けてくれて,誰かを健康にハッピーにしてくれる別府の温泉場。
感謝はますばかりで温泉の有り難さもひとしおです。
ご婦人に別れを告げて,また自転車で別府市街地へ戻ります。
帰りはほぼ下り坂なので,風を切ってあっという間でした。
湯上がり自転車。
悪くない。
むしろ,良い!
別府旅続きます。
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