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2023/04/30 1日目過食症をやめて好きな本を買いたい。

こんにちは。散歩をするです。
社会人3年目、24歳の会社員です。

好きな本は、鈍器本、日記本、人文書。映画は、ドキュメンタリーものとミニシアター系の作品。お酒はビールとワインが好きです。音楽も人と話すことも、芸術鑑賞をすることも好きで、広告代理店で編集や企画営業の仕事をし、4年前から摂食障害(過食時々過食嘔吐)を患っています。現在も症状は続いています。食事だけでなく部屋も荒れ放題ですが、私の周りの人のほとんどはそれを知りません。この食生活と部屋の状況には何か相関関係があると思っています。今のところ。どっちも最悪だから。

自分の過食によって経済状況と生活が不安定になっていることに危機感を感じ、この日記を書き始めました。同じように摂食障害やその他の依存症などに悩む方や周りにそういった方がいる方にとって何か意味のあるものになればいいいなと思います。とはいえ、ほとんどは自分のためです。
変な食事をやめて、好きな本を買い学び、語学試験を受け、慎ましく友人らと暮らしを営みながら少しだけ貯金をし30歳になる前に母をフランス旅行に連れていくのが私の夢です。それらを達成するためにとにかくこの訳のわからん食生活を1日でも早くやめたいのです。30歳になるまでに貯金50万あればいけるので毎年10万貯金すればいいのです。頑張れよ、自分。

何か意味のあるものに、なんて言いましたが、社会貢献になるなんて正直考えていないです。摂食障害も限らず、そもそも人が苦しむきっかけや理由はその人の数だけあるから。こんなめちゃくちゃな生活をしている人間がちょっとマシになっていく様を晒したとて、何の参考にもならないと思います。けれど、私は私で苦しみながら何とか人生をいい感じにしていきたいから、それを諦めないために書き続けてみようかなと思っています。

前談が長くなりましたが、物事を始める時には一定のシステムがある方が継続できるのでいくつかこの日記では暫定でルールを設けました。

続けていくための簡単なルール
・月の目標を毎日冒頭に書く
・何をどれくらい食べたかを書く
・食べる代わりに読んだ本や観た映画、聴いた音楽のことを書く
・取り組みをするにあたって改善したほうが良いことなどがあれば残しておく(ちゃんと実行もして検証もできたら尚よし)

月の目標と言っても今日で4月が終わるので、5月の目標を立てました。

5月の目標
「仕事帰りにコンビニに寄らない」

初月の目標としては個人的に高すぎる気もしますが、過食のリスクを一番回避できる簡単な行動なのでできるだけ達成したいです。達成できた日にはカレンダーに丸をして、週末に一冊だけ大好きな本屋で浮いたお金の3分の1くらいの値段の本を買おうと思います。

目標「仕事帰りにコンビニに寄らない」
1日目
衝動的に食事をしてしまうことは、私にとって本当に辛いことです。やめればいいのにと自分でも思います。給与から固定費を差し引いて、残ったお金のほとんどはコンビニの弁当や安いお酒に消えていきます。毎日多いときで4000円がそれらに変わり、それでもかろうじて残ったお金で幸せな食事を友人とします。けれど、幸せな食事をしている時にも、お金の心配がずっと心の中にあり、解散後その不安から逃げるためにまたコンビニで食べたくもない弁当を買い、5分もかからずに食べ
「苦しい、苦しい」とうずくまりながら血糖値が上がるのを待ちそのまま眠ります。これが1ヶ月の内訳です。
自炊をしようとしても部屋が荒廃していて、料理の仕方もわからず、昨日は素麺を一袋6束まとめて夜に食べました。この日記を書こうとしたのは、急に死にたくなって大好きな友人にインスタグラムDMをし泣きついた後、やっぱりどうにかしないとと思ったからです。そういうことが昨日ありました。偏った食生活をしているのにあまり肌荒れや目に見えて太ることがあまりない(らしく)それも手伝って、いつかは絶対そこまで身体的な不具合を感じさせずに過食を抜けられると思っていたけれどやっぱり、自分の求める美しさを手に入れるためには、この状態ではどうやっても無理。無理無理。
自分の体は毎日向き合っているから些細な変化に気がつくもので、最近ついに具合がおかしいと思い始め、明らかなビタミンや水分不足による肌の不安定さや体型のぼんやり加減、髪の質感の異常さにビビりまくっています。

食事の記録

素麺2束

ナスのパスタ(料理をした!)

日記を書くと決めたし、初日だから衝動的なものはあまり感じられなかった。待つことが特別苦手なんだと思った。満たされるには時間がかかるし、すぐ満たされないことはおかしなことでもないし、悪いことでもないというのを自分に覚えさせたほうがいい気がする。食前にコップ一杯分の水を飲み、食事中にも飲み、食後はすぐに食器を洗ってコーヒーを飲んだ。悪くないと思う。

昨日の晩からNetflixで『フォー・グット・ライフ』を観ている。ヘロイン中毒の娘の話です。まだ残り30分くらいあるけれど、これを観ていたから私も抜け出さないと。と思えた部分もあります。印象的だったのは主人公が地元の学校で薬物依存の恐ろしさについて学ぶクラスにゲストスピーカーとして呼ばれスピーチをしたシーン。自身の薬物依存の経歴を話す主人公に対して「私ならそこまで落ちたりしない」と聡明さ故なのか、私のバイアスがかかっているからなのかとにかく主人公を見下したような発言をする女生徒に対して

私も何度そう思ったか
もう二度と薬なんかに手を出したりしない
もう二度と子供の親権を失ったりしない
もう二度と注射なんて打たない
胸にだって打つもんかって
ここ何年も毎朝起きるたびに 自分に言い聞かせてきた
今日こそは絶対に
ハイになんかならないって

でもその1時間後には薬を買って
ハイになってるの
そうやって毎日失敗してきた

違法であるものに簡単にアクセスできる環境にいなくて本当に良かったと思う。人ごとじゃないから。国や環境が違っていたらあの場に立っていたのは私だったかもしれないと本気で思う。食事だから。ちょっと食べ過ぎているだけだからって話でもなく、ただ、接種しているのが合法でみんな当たり前にやっていることだっただけ。私も一緒だから、どうにかして抜け出さないといけない。

では、散歩に出かけようと思います。

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