サンパチ

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ゲームと玩具が大好侍。ときどき文章を書きます。 ここはくっそ長い文章をついったーhttps://twitter.com/ARSK_19で公開する用のスペースです。

最近の記事

血脈の名

WTRPG「ファナティックブラッド」の2次創作小説です。※非公式。 感情の供養。判る人に届く事を祈って。 血脈の名『凪の月。テト族が滅び、パシュパティ砦が落ちた。私が名を肖った砦が失われたのは胸が痛む。赤子一人救うのが精一杯だった。この子が太陽と猫の戦士の、最後の生き残りとなった。辛い道を歩むことになるだろう。私の様に』  ――あるシバ族の戦士の日記より ◆  サルバトーレ・ロッソ漂着から遡ること、数年前…… 「うにゃぁーッ! フカクを取りましたにゃーッ!」  木漏

    • 血笑百合の咲く夜に(下)

      まえがき、および上編はこちらからどうぞ #8 GEHENA 「で、鹿子も真麻ちんもさぁ、なんでズブ濡れなん? そーいうプレイ?」  再会してからの第一声と共に、蒔絵はニヤニヤしながら鹿子を見上げた。鹿子は眉を潜めて、小さな嘆息と共に蒔絵を見返す。 「アンタ達こそ泥塗れじゃない。連絡通路で相撲でも取ってきたワケ?」 「しょーがないじゃん、なんか地上からの衝撃があって、そんで元から脆くなってた通路の壁が崩れて近くを通ってた用水路か何かから水が流れ込んで危うく水没する所をハ

      • 血笑百合の咲く夜に(上)

         株式会社アゾンインターナショナル様の展開するドールコンテンツ『アサルトリリィ』を題材とした二次創作小説です。  登場する各設定は二次創作(所謂俺設定)を含むため、公式の世界観から矛盾・逸脱している可能性があります。  また公式設定上のリリィ達は、基本的に登場致しません。体感6~7割戦闘シーンで、あんまり学園生活していない。  それでも許容いただける方は、暫しお付き合い下さいませ。 人物紹介を兼ねるオリジナルリリィの紹介はこちら #1 首里鹿子、および零れ落ちたリリィ達

        • カスタムでオリジナルなリリィ達

           カスタムリリィでオジリナルのリリィを拵えて、レギオン組ませて小説も書きました。アサルトリリィにはそういう遊び方もあっていいと言ってくれ。  うちの子リリィを主人公にしたアサルトリリィ二次創作小説「血笑百合の咲く夜に」はこちらに公開しています。ラノベ1冊分くらいの長さ。  このページで紹介しているカスタムリリィ及びレギオンの設定は、リンク先の小説の人物紹介を兼ねていますが、設定は小説よりも後の時系列のものと位置づけておりますので、少しばかり設定に齟齬がある点だけ、お知り置

          ペイントログ:Adrax Agatone

          コンテスト『Dawn Crown 2020』に出品したアドラックス・アガトンのペイントについての記録です。  コンテストの題材にこのミニチュアを選んだのは、ウルトラマリーンからミニチュアペイントを初めて3年くらい、サラマンダー戦団を集め始めてからも1年以上が経過し、これまで得たスキルの全てを注ぎ込むのにこれ以上ふさわしいミニチュアは無いと思っていたからです。  なので、キットバッシュは一切行わずベースを変更するのみに留めることも、かなり早い段階で決心しました。  強面ス

          ペイントログ:Adrax Agatone

          CHARMプラキット×シタデルカラー筆塗

          アサルトリリィに持たせるCHARMを、「シタデルカラーの筆塗りで」「できるだけ手軽に」塗ってみようと思います。 塗るのはクルッジ。今年のお正月のアゾン福袋で入手したもので、作るのは2本目。 できるだけ手軽にと決めたので、今回はこの5色だけで塗装します。 左から「LEADBELCHER(BASE)」「NULN OIL(SHADE)」「NECRON COMPOUND(DRY)」「RETRIBUTOR ARMOUR(BASE)」「SERAPHIM SEPIA(SHADE)」。

          CHARMプラキット×シタデルカラー筆塗

          オーロラモデル「アサシン」

          オーロラモデルの「アサシン」を塗りました。いずれはデスグロの5人目の冒険者として使いたいですね。アサシンとかシーフだと思うだろ?だがレンジャーだ。 【カサンドラ】(人間/野伏) ◆自らを野伏せりと語るカサンドラの言葉を、信じる者は余り居ないだろう。彼女は狩人でありながら弓を使わず、正確無比な打剣(剣投擲)のみで、獣も人も怪物さえも仕留めてしまう。素性を問い詰められた彼女は「嘘は吐いていない。追うのが獣とは限らないだけ」と答えた。寡黙な性格で、自らの事は勿論、他人の事を話題に

          オーロラモデル「アサシン」

          Bastard(BC2D0EF3472B13B0)

          「北方のハーフオーク」と「エルフの女暗殺者」のペアです。ハーフオークの写真を見た時にまずこの情景が浮かび、並び立つ相棒としていくつかの候補の中から女エルフを選びました。ダークなバックストーリーを連想できそうなミニチュアや色の配置、人間離れしたオークの肌のペイント、雪と血の対比、の3点がチャレンジとして意識的に取り組んだポイントです。 「姿は違えど、我らに流れる血は同じ。この道から逃れること能わぬ、忌み子の血なり」

          Bastard(BC2D0EF3472B13B0)

          デス・オア・グローリー:翡翠の髪留 #2

          前回までのあらすじ→読んでね ※実はレポート用に作ったログがいっぺん破損してまして、正確なイベントの順番はちょっと前後してるかもしれません。大まかな流れはあってるハズなので、矛盾は目をつむってね。 ◆ウィルダネスパート~廃屋「自然の通り雨ではないな。幽世の悪意が混じっておるわ」  オーリンは眉を潜めつつ、ずぶ濡れの髭から雨水を搾り取った。  目の前には風雨を避けるのに都合の良さそうな廃屋があるが…… 「雨ざらしで一晩過ごすよりは、罠に飛び込む方がマシってか?」  ディーグ

          デス・オア・グローリー:翡翠の髪留 #2

          デス・オア・グローリー:翡翠の髪留 #1

           イケてるファンタジーミニチュアをいっぱい売ってる「ハーミットイン商店」が開発したソロプレイ用ミニチュアゲーム「デス・オア・グローリー」を遊びました。  ルールブックに同梱されている入門用クエストを遊ぶには敵味方合わせて10体のミニチュア(手持ちのファンタジーミニチュアから好きなものを選べる)が必要で、2ヶ月くらいかけてのんびり塗り揃えました。「こいつはどんな経歴と性格をもっているんだろう」とか想像しながらペイントするのはある意味この趣味の一番楽しいところで、せっかくだから

          デス・オア・グローリー:翡翠の髪留 #1

          『レッド・デッド・リデンプション2』ネタバレ全開の感想

          ※RDR1&2ネタバレ全開です レッド・デッド・リデンプション2、スタッフロールまでクリアしました。完璧でした。完璧。パーフェクト。 ゲーム的なダルさはもちろん感じてます。 ファストトラベルできない移動。 いちいちウェイトが発生する各種アクション。 賢そうで全然賢くないNPCのAI。 んでも、んなこたぁ解ってるしどうでもいい。 8年前に前作をプレイした時も全く同じダルさを感じたし、それはある意味で、西部開拓時代という文明化直前の世界を再現したこのゲームの、味の一つだった

          『レッド・デッド・リデンプション2』ネタバレ全開の感想