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稲垣足稲詩文集

「さあこれから管を吹きます、何が出るか消えぬうちにご覧下さい。」から始まる小説の帯を見た時に直ぐに購入し、年がいも無く本を抱えて・・・

本を開いたら月が、横で微笑んでこれから始まる。イメージをまず絵に描きました。稲垣足穂がどんな魔法を使ってくれるかワクワクです。

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最初の魔法は🍋「レモン水の秘密

あらすじ

Bが造ってくれたレモン水の😋うまい事とったら、口のなか一パイに何とも云えぬ涼しい香りがしみ渡って

とてもこの世のものとも思われません。Bにどうして造るのか?いろいろ尋ねても、言を左右まはしたBは白状しないのです。

そこである晩、それは一週間ばかり以前から初めて製造され出したBの🍋レモン水がさらに一さうの香りと涼しさをました頃でした。

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友達の注文にコップを持って、Bは勝手口のほうに行かず、反対に階段を二つ登ってとう~物乾にでたじゃありませんか。

オヤと思って物かげから息をこらして見てゐると、屋根のにとび上がって行ったBはその一等高いところで背のびして

その上に出てゐる「十三夜のお月さんから、🍋レモンの水を」しぼり取ったのです。

私は毎晩眺めているお月さまから美味しい🍋レモン水を飲ましてくれる稲垣の宇宙観に、酔いしれこれからどんな魔法を掛けてくれるか。文章はまだまだ下手なので、絵を描きながら・・・投稿します。

最後まで見て頂き有難うございます(^◇^)


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