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老後の生き方を変えてくれました。

FreshPaint-137-2016.07.09-09.26.04老夫婦たくさんのアルバム

北条辰雄「すみれ」

本文より

👴おじいさんは暗い~~山の奥で、お婆さんが亡く成くなり山の上で一人で暮らしてました。👴おじいさんには20歳になる息子がいますが、遠くに働きに・・・・👴おじいさんには取り立てて寂しく成るときは、お日様が西の空に沈み、真っ黒な風が木の葉をなかせる音でした。お婆さんが生きて居る時は、息子の話をして慰め有ってました。

FreshPaint-265-2017.10.04-05.37.09ご来光

くる日もくる日も、寂しい一日でした。👴おじいさんはもう嫌だ!嫌だ!一人で暮らすのは、今までの好きな仕事も手につかなく成りました。そうだ町に行こう。町には電車も有り美味しいお菓子も有り、息子の所に行こうと👴おじいさんは、どうしてこんな事にきずかなかったのだろう。早々に町に行く支度をしてました。

FreshPaint-321-2020.09.14-02.24.43あかとんぼ

そんな時に庭の片隅にスミレが咲いていました。それは小さくて寂しい透きとおった。宝石✨のようでした。スミレに👴おじいさんが話しかけると「スミレ寂しくないのか?」と聞いても、スミレは答えませんでした。町に出発する前にスミレに会いに行き、私が町に行ったら水も肥料もやらないと、スミレは枯れてしまう。町に行くのは一日一日伸ばして。スミレに水と肥料をやり、スミレは「有難う(^◇^)有難う」とほほ笑んだ。👴おじいさんにスミレは毎日が楽しいのです。小さくてもこの山の上から流れている雲も、砂金のような夜空を眺めて誰よりも幸福です。誰も見てくれなくても一生懸命咲きたいです。そして枯れて行きます。👴おじいさんはスミレにお前はなんて利口な🌺花なんだろう。👴おじいさんは町には行かず、スミレと一緒に綿のような雲を眺めてました。

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スミレを何回も読んで老後の人生観を180度変えてくれました。一人だと寂しい時も、有りますが。小さなスミレの花が誰にも甘えず、命の大切さと一生懸命自分の力で生きて、枯れて行きます。この言葉に私は愚かな自分をスミレに見せて貰いました。いろんな迷いは棄てきる事が出来て最後まで一生懸命スミレの花のように咲き切り、お客様が来店して頂ける間は仕事をさせて頂き、綺麗な色で一日を幸福ですと・・・(^◇^)

最後まで我が家で暮らして行きたいと・・

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