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夏バテの予防

サンコー薬局 の宮﨑です。

今回は 夏バテ、その予防 です。

6月は湿気の漢方だったのですが、7月は夏バテ予防の漢方について書きます。夏バテになる前の対処です。

梅雨も終わり、7月になり、これからは暑くなり体調不良を起こされる方も増えてくると思います。


漢方医学では、胃腸 をとても大切にしています。

体の根っこの部分が胃腸であり根が弱れば花や実が弱るように、胃腸が弱れば体調不良がいろいろな場所におこるため大切にしています。

漢方医学では胃腸のことを脾と呼ぶのですが、この脾は湿気に対して弱い性質があります。

つまり、何が言いたいかというと、7月から暑くなり冷たい水分をとり過ぎると脾が冷やされ湿気で弱ってしまいます。

夏バテの予防には、水分をとり過ぎないことです。と言ってもとらないと脱水して熱中症になってしまうので、冷えすぎた水分をとらない ようにすることです。

できれば、飲み物は常温をおすすめします。

漢方処方でいえば、有名なのが六君子湯、湿気が強ければ胃苓湯などが胃腸を守ってくれ、夏バテ予防につながると思います。体質により他にも沢山処方あるのでご相談下さい


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