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妊活ブログ 第10回「東洋医学でみる妊活って?月経期編」

妊活ブログ 第10回

明けましておめでとうございます。

サンコー薬局 羅漢店の宮崎です。

妊活ブログを連載してきます。

まず第10回は「東洋医学でみる妊活って?月経期編」です。

東洋医学でみる妊活

私のもっとも得意な東洋医学からみる「女性のみかた」です。

私は、東洋医学の見方でも西洋医学と同じように3つの時期にわけて考えております。

それは、低温期―排卵期―高温期―月経期です。

ですから4つにわけて東洋医学的に解説していきます。

※西洋的な解説とは少し違う可能性もあります。ご了承ください。

今回は「月経期」編です。

月経期って東洋医学ではどのようにとらえるのでしょうか?

月経期のトラブルは経血がありますので「血」の問題が中心になることはわかりやすいと思います。

血のトラブルは大まかに2種類あって「お血」「血虚」があります。

「血虚」は血が少ないことはもちろんのこと、栄養分が少ないこともいいます。もともと血が少ないのに経血でもっと少なくなるので、フラフラする、経血が少ない、元気がないなどの不調が現れます。生理痛としては鈍痛が多いです。特に妊活では子宮内膜を作るのも「血」と考えているので血虚が強いと子宮内膜が薄くなり妊活には向かないです。また、卵子自体の栄養も「血」によって運ばれるので、血虚は生理不順ももたらします。

「お血」は血の巡りが悪い事です。子宮の血の巡りがわるいと刺すような生理痛や経血がレバー状の塊(月経塊といいます)、頭痛、子宮筋腫、子宮内膜症を起こすことが多いです。血虚には血を増やす漢方の当帰芍薬散、お血には血の巡りをよくする桂枝茯苓丸が有名です。私は経血量が多い場合は田七人参もよくつかったりします。

今回もちょっと東洋医学に慣れてない方はわかりにくかったかもしれないです。

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