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ハッピーバースデーJリーグ①~祝!30歳~

ボクとスタジアムについて

気を抜いていたらJリーグが30年目を迎えてました。おめでとうございます。

今のボクがこうして物を書いて食べられているのも、Jリーグのおかげです。改めまして、ありがとうございます。

取材させていただいた期間の思い出は尽きませんが、今回はスタジアムにフォーカスして書いていこうかなと思っています。もちろん、No.1は”俺たちのホーム”グリスタ(栃木県グリーンスタジアム)。ここは外せないですよね。アクセス以外は満点!

アクセスで言えば、カンスタ(カンセキスタジアムとちぎ)!ボクはまだ足を踏み入れたことがないのですが、駅から徒歩で向かえるっていいですよね。コロナが落ち着いたら、早く行きたいものです。クラブ関係者の方々、VIP席のリザーブ、よろしくお願い致します(笑)。

さてさて、クラブオフィシャルライターとして全国各地のスタジアムにお邪魔したボク。「雰囲気」「スタジアムグルメ」「取材のしやすさ」「アクセス」の4つのジャンルで、それぞれ好きなスタジアムを挙げてみます。

J2が主戦場だったのでJ1のスタジアムの登場回数は少ないですが、そこはご勘弁を。ではでは、お付き合いください。

▼スタジアムの雰囲気

・ユアスタ(ユアテックスタジアム仙台)ーベガルタ仙台ー
スタジアムの理想形だと思います。海外のスタジアムを訪れたことはありませんが、そんな雰囲気を感じれる場所です。

箱型でほぼ密閉されているのが良いんでしょうかね。両チームのサポーターの声も反響するし、専用スタジアムだから見やすさもあります。そして、駅から近い。これ、大事です。ここは、後述します。

取材する側なので雰囲気は、それほど重要ではないと思われるかもしれません。ボクらも取材者であり、サッカーファンでもあるので、やっぱりお互いのチームがファイトして、いい試合をしてくれるとテンションが上がります。

いい試合って両チームの選手がファイトするのが大前提ですが、そこには環境も関わってくると思うんです。芝、ピッチへの導線、サポーターとの距離などなど。その点、ユアスタはすぐに思い浮かぶので、それらの要素が過不足なく揃っていたのではないかと思います。

・サンアル(サンプロ アルウィン)ー松本山雅ー
ネーミングライツでサンプロが付いたんですね。住宅会社さんのようです。ボクとっては、アルウィンがしっくりきます。

ここは、なんといってもホームのゴール裏の応援ですよね。とにかく音量が半端ない。応援が始まるとピッチサイドでの会話が近距離でも聞こえない。

ということは、試合中も選手同士の声は届かず。監督も声を張り上げないと伝わらないんでしょうね。アウェイチームにとっては厄介極まりないですよね。ホームも多少、影響はあるのでしょうが……。

ベンチからの指示や、選手同士のコミュケーションが成り立たないって、これも一つの大きな武器ですよね。アウェイチームにとっては、まさに洗礼。

醸し出す雰囲気がいいから劇的な試合も多かったはずだし、栃木も最終盤に逃げ切れずにプレーオフ進出を逃しました。圧倒的な雰囲気で応援されたら、アウェイチームはピンチに陥れば心理的にやられますよ。実際に手痛い失点をしましたしね。

クラブにとって大きな宝ですよね。このスタジアムは。

▼駅スタ(駅前不動産スタジアム)ーサガン鳥栖ー
ほほう。ここもいつの間にかネーミングライツが変わってましたね。ベアスタ(ベストアメニティスタジアム)の方が、ボクは馴染みがあります。

駅スタ、抜群のネーミングですよね。だって、本当に駅直結と言っていいほど、鳥栖駅から近いですからね。電車を降りて、改札を抜けた時のワクワク感。たまらないです。

ここはモツさん(本橋卓巳選手)のスーパーミドルが炸裂した、思い出深いスタジアム。専用スタジアムだけあり、ユアスタと同様にピッチとの距離が近く、また「俺たち正直田舎者」の弾幕が強烈で。ベアスタ=俺たち正直田舎者の関係性がすぐに思い浮かぶほどのインパクト。

ゴールとゴール裏が近いから一体感が醸成されるのも良いですよね。鳥栖が強くなったのは、このスタジアムがあったのも一因ではないかと。育成に力を入れるなどスタンスの変更もあったとも思いますが。

専スタ>兼用

ピックアップした3つのスタジアムともサッカー専用スタジアム。なんだかんだいって専スタはいいですよ。そう考えると、栃木が陸連との関係があったにしても、専スタを作れなかったのは残念。グリスタがあるとはいえね。

盛り上がった時の一体感、興奮、感動は、陸上トラックがある兼用スタジアムとは雲泥の差ですからね。これからスタジアム建設を考えている自治体の方、専スタがおススメですよ。

おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!

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