Chapter7:○民がファーストってわけ 2021年5月①

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こんにちは。三条です。
今回は都庁の受験体験記です。


国家総合職の一次試験に受かっているかもしれないと述べたのは前回の通りです。しかし正式には5/10が発表日なので、それを待たなければいけませんでした。さらに、その前に試験がありました。それは都庁です。

都庁の試験には特殊な点があります。それは、専門試験が記述式であることです。現行の制度化で専門記述試験を課しているのは国家総合職二次試験、都庁Ⅰ類B(一般方式)、国家専門職(おまけ扱い)、裁判所一般職あたりです(その他少数あるらしいが割愛)。したがって、特殊な対策が必要となります。

地方公務員にあまり興味は無かったのですが、都庁はもしご縁があれば働きたいと思っていました。というわけで、都庁の記述対策は4月頭くらいからしていました(遅い)。科目は以下の通り。


政治学、行政学、社会学


もうゴリゴリの政治科目野郎というわけです。憲法は論述するレベルまで到れる自信が無かったので、ほとんどしていませんでした。

また、都庁の教養試験は出題形式がかなり固定されているということで、実務教育出版の過去問500をやりまくりました。ひとまず2周はしたかな。でも本命ではなかったからやる気に燃えていたわけではなく、本番まで十分な自信は持てませんでした。

これらの背景を踏まえた上で、都庁の受験体験記をどうぞ。

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5/2 AM6:00 起床
1週間ぶり2回目の本番。前夜の様子や起床時のことはほぼ覚えていない。
朝ごはんのグラノラを食べ、7:00頃に自宅を出る。会場は吉祥寺にある成蹊大学。入場開始は確か8時半。吉祥寺駅に着くやいなや受験生らしき人がぞろぞろしていた。歩くのはめんどくさいのでバスで大学まで向かった。


AM9:00
入口で検温を済ませて着席。周りを見た感想は

まあこんなもんか。

さすがに国家総合職と比べると色々な顔がいる。勝ちを確信したわけではないが、まあ勝機が無いわけではないだろうと思った。
試験管は若い男性職員2人。先週の国家総合職に比べたら目の輝きがまだはっきりしていた。


AM10:00 教養試験開始
こちらは教養試験が先にスタート。都庁の教養試験は過去問500を解いている時から手応えが微妙で、都庁の試験の中で一番不安な科目であったことは間違いない。解いていても手応えは微妙。なんとも後味が悪い。


PM0:10 教養試験終了、お昼ご飯
いつもの流れ。


PM1:00 小論文試験開始
指示に従って書けばOK。特に迷うことは無い。

PM2:30 小論文試験終了。


PM2:50 専門試験開始
政治学、行政学、社会学の問題を確認。完答は難しそうだが7割くらいは狙える問題だった。90で3問というシビアぶりなので、とにかく書きまくる。構成5分前後、書き取り20分という時間配分。時間は10分程度余る。半分以上の人が途中で帰っててびっくりした。

PM4:50 専門試験終了


※正確な試験時間は覚えていないので、あくまで推測になります。若干のズレはあるかもしれません。ただし試験時間は以下の通りです。
教養→130分
論文→90分
専門→120分

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自己採点をした時の感触は非常に微妙でした。特に教養試験が24点というのは危険水域でした。2021年度の都庁は採用数が前年の3分の1しか無く、当然合格ラインも上がることが予想されていました。

そして、結果は不合格。一番恐れていた教養足切りでした。都庁は教養試験の点数が一定の水準に達していないと足切りされ、小論文と専門技術が採点されません。順位的におそらく25点が足切り最低点でした。
本命ではないので落ちた事実に関してはいいのですが、せっかく書ききった記述答案が採点されないのはまあまあキツイです。都庁を受ける皆さんは教養足切りに引っかからないようにしっかり対策してください。


Chapter8に続く





都庁へ
採用数を3分の1に減らすのはアホ❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗❗(第68代横綱)


都庁受験者へ
都庁は難しいです。ナメてかからないように

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