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亜熱帯のさなか

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書いた詩を ここにまとめています。 若いころに書いた詩なんかも、織り交ぜながら 記憶を どこかに メモするように 細々と 書いています。
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#書き込み

あなたが

あなたが
他の誰かのものになったと
聞いてから

僕は あなたが 欲しくなった

あなたを 好きだった
あなたを 好きだった

好きだったから
あなたが
自由でいられることが
いっとう いいことなんだと
僕は そう おもっていたんだ

そして あなたが
僕と別れた後
ずっと ひとりでいるのは

僕を待っていてくれてるんだと
ちょっと
うぬぼれていたんだ

あなたが 誰かのものに
なるなんて

まさ

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躍動

吐く息が白く
血管を流れる血潮が
自身の身体の 重みが

融通の利かない
わたしに

今は まだ 死にたくない
まだ 死ねない

生きるべき しかるべき
理由が たくさん あるから

生きるべきことがなくとも
生きなければならない

生きるべきなのだ
生かされている以上は
#詩 #詩作#詩を書く事#日常的#記憶#忘れないように#感情

夜明け前の戯言

あの日
というほどの
だいそれた 日々ではない
なんとなく 過ごした日々を

特別ではない
普通の日だった毎日を

懐かしくて
悔いることなど
何一つないのに

眠れない夜というのは

つい そんな普通の毎日にさえ
手を出さずには いられなくなる

悔いることでしか
思い出せないような わたしは

次も 目覚めることができるという
前提で

夜毎 眠りにつくけれど
そんな 保障はどこにもない

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