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えりょん
2023年5月30日 03:22
亜熱帯のさなか記憶の波に揺れる今みたものすべて 本当は どこにいったのか不敵な笑みは彼方に押しやられる楽しくなければならないいつだって使命を果たさなければならないいつだって大通りを行き交う人々の間をぬって生ぬるい風にあたる亜熱帯のさなか記憶の波に揺れる #詩 #詩作#詩を書く#ポエム
2023年5月28日 23:18
ずっと 奥に 目の前にある しんとした 殺風景な旅の記憶 遠くに来たと思った異国の血に憧れた頃 無理やりに あの人に溺れた 結末を 考えるのではなく わかっていたとて 夢に 出てくる あの日 キスをした異国にいる気がした 箱舟にのって 砂の河を渡る 真っ赤な太陽を背に キャラバンは行く 私は 浮足立った子供で それ以外なにも見つからない子供
2023年5月25日 09:27
夏になる前の 夜を歩いた じわじわと からだを通り抜ける夜気に 大事なものは そんなに たくさん無いなとおもって 少し泣いた 無いことが悲しいのではなかったとおもう 夜風が あまりにも 早足で 夏を 連れてこようとするから 少し 戸惑っただけ それだけだとおもう #詩 #詩作#詩を書く#ポエム
2023年5月24日 10:56
身体の中を魚が泳ぐ感覚生きているということをここにいるぞという証をわたしに知らしめようとするわたしとあなたの営みはそうやって 成り立っているいとおしいとか幸せとかそんな言葉は全然似合わないなにかもっと違うふしぎではないのにふしぎに思えるあなたのいる証 #詩 #詩を書く#詩作#ポエム
2023年5月22日 15:10
わたしは 生きていく あなたと 共に繋がる緒があるこの世に 落とされたら あなたは 自分の足跡に驚きつつも ひとり築く憂いの泉は 秋雨の 水溜まり 思い煩うことなく 生きるがいい あなたは わたしは ただ 静かに あなたが 来るのを 待っている繋がる緒があることを 誇りに思いながら #詩 #詩を書く#詩作#ポエム
2023年5月17日 18:31
金木犀の 香りがする時 あなたに 逢えた待ち焦がれて なんとしても生きなければいけないと懸命に 夢みて 金木犀が香る時 やっと あなたに 逢えた 石畳の細い道を きっと 私たちは いつか 散歩する 金木犀の香りに 包まれて 夕暮れの 薄い 橙色か 金木犀の きっぱりとした橙色か どちらが 綺麗だろう、なんて あなたと 話せることを 切に願い わ
2023年5月12日 15:48
世界がはじまる前のしばしの沈黙 眠りにつくあなたの横顔にわたしは ひとりごちる ゆうべ 見た夢のこと あなたは きっと話半分に聞いている 世界が はじまる前のしばしの 沈黙 これからを 共に 生きる淡い 希望の元 #詩 #詩を書く#詩作#ポエム
2023年5月11日 09:31
夢だったか 現実だったかそれが もう なんだか わからなくて 難しい 林をぬけると 朱い屋根の おうちが あって 誰が住んでいるのか 少し怖い想像をしてみたりして にわとりが 忙しそうに 鳴くのをあなたと じっと 眺める 雨が 降りそうだ 夢だったのだろうか時々 わからなくなる わたしは あなたは 記憶を 共有する ずっと それが 続くと錯