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夢だったか
現実だったか

それが
もう なんだか
わからなくて
難しい

林をぬけると
朱い屋根の
おうちが あって

誰が住んでいるのか 少し怖い想像をしてみたりして

にわとりが
忙しそうに 鳴くのを
あなたと
じっと 眺める

雨が 降りそうだ

夢だったのだろうか

時々 わからなくなる
わたしは
あなたは
記憶を 共有する

ずっと それが
続くと錯覚した

あなたが
ひとりで
強く 足を踏み鳴らすまでは


#詩 #詩を書く#詩作#ポエム

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