NHK Eテレ「ねほりんぱほりん:葬儀会社の人」の回を視聴して
こんにちは、燦ホールディングスnote編集部の祖父江です。
NHKのEテレの、人形劇トークショー「ねほりんぱほりん」。
モグラのぬいぐるみに扮した山里亮太さんとYOUさんが聞き手となり、ブタのぬいぐるみに扮した一般人のゲストを招いて繰り広げられる、人気の番組です。
ちょうど、2024/3/1(金)の放送回のテーマが「葬儀会社の人」ということで、同じ業界内のいち個人として視聴した簡単な感想について、今回書いてみました。
なお、地上波での再放送は、2024/3/5(火)午前0:00 〜 午前0:30に。また、NHKプラスでは、2024/3/8(金)の22:29分まで視聴可能なので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
また、放映時にリアルタイムで飛び交っていたポスト(ツイート)も、togetterを通じて時系列にまとめられていましたので、以下にリンクを貼っておきます。
番組の内容を辿りながら…
今回のゲストは以下の2名でした。なお、当社グループの社員が出演していたか否か?は、全くわかりません(笑)
"葬儀業界の勤務体系"について
番組の中で、マサトさんは「私の会社には休みという概念がない」「収録前も午前0時半に呼び出された」とおっしゃっていました。基本的にはどの葬儀社も24時間365日、いつでもお迎えの対応ができる状態を整えていることから、このような勤務体系となっている会社は珍しくありません。
ちなみに、燦ホールディングスグループの各社は、コウタロウさんの会社と同じく、シフト制の勤務体制となっており、きちんと休みを取ることができます。
"葬儀業界に入ったきっかけ"について
マサトさんは「自分の祖父の葬儀の際に、相続に関する親族間の揉め事をうまく収めてくれた姿を見てプロフェッショナリズムを感じ、この業界に飛び込んだ」と語り、コウタロウさんは「有名人の還暦パーティーのイベント実施に携わった際に"人生一度きりのイベントを、裏方として支えたい"と思い、この業界に転職した」とおっしゃっていました。
当社グループも中途採用の方は多く、さまざまなバックグラウンドを持っている方が多数活躍していますが、マサトさんやコウタロウさんのように、ある大きな出来事をきっかけに、この業界を志望された(≒志望動機がしっかりしている)方がたくさんいます。
"葬儀会社の仕事"について
番組内では、葬儀会社の主な仕事として、
1.故人の搬送・安置
2.葬儀内容の打ち合わせ
3.通夜・葬式の手配・進行
と説明しておりましたが、実際にスタッフがどこまで対応するか?については、組織のスタイルによって(分業型 or 一貫型)様々だと思います。
また、番組内では紹介しておりませんでしたが、役所への手続き代行(死亡届・火埋葬許可申請)や、火葬場の予約も、葬儀社が行う大事な仕事です。
"葬儀の内容"って、どう決めるの?
番組中で紹介された事例として「式の最初から最後まで、故人の好きだったT.M.Revolutionの曲を流し続けた」という事例が紹介されていましたが、このような事例は、実は割とポピュラーです。
近年、家族葬が増加するにつれて「しきたりや世間体」とともに「故人や遺族の気持ちに寄り添う」ことも大切にされる方が多くなってきています。昨今は、定型化されたパッケージプランを先ずご提案する葬儀社も多いですが、もしも「こんな葬儀にしたい」「こんな形で送り出したい」というイメージがあるようでしたら、型にとらわれず、遠慮なく葬儀社に相談してみるのが良いでしょう。
葬儀社のスタッフはモテる?
こちらについては、どうでしょうか?(笑)
ただ、山里さんが番組内で指摘していたように、葬儀社のスタッフは総じて「コミュニケーション力や、気付き&気遣い(観察力/洞察力/提案力)のスキルが非常に高い」と感じています(当社グループのスタッフも然り)。
我々はどんな準備をしておけばいい?
マサトさんは「亡くなる方の意思を聞いておくのが大事」「いざとなってから慌てて考えると、葬儀会社の言いなりになってしまう」とおっしゃっていました。
よく、亡くなる前に「葬式不要、戒名無用」とおっしゃられる方も少なくないのですが、葬儀は「亡くなった方の儀式」であるとともに「のこされた方々が、これからを生きていくために”心の整理”を行う儀式」でもあります。…なので、できれば家族間で、事前に話題にしておくことができるのがベストでしょう。
葬儀業界で働くことに、興味を持ったら…
燦ホールディングスグループの"採用情報"ページでは、葬儀に関わるさまざまな職種の紹介、および募集を行なっています。
ご興味がありましたら、ぜひお立ち寄りください。