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5年間で英語学校・4年大学卒業・バレエ学校生活も経験した話

アメリカには、英語学校と大学留学のみのつもりで行きましたが、機会があり、大学からバレエ学校に転入。約1年半のバレエ学校生活の後、再び大学に戻り大学を卒業しました。

UVUは4年制大学なので、普通に考えれば私が費やした2セメスターの英語学校での期間と4年大学のプログラムだと、これだけで4年半はかかる計算になります。バレエ学校にも約1年半ほどいたので、普通に考えると6年は必要かと思われます。

ですが、アメリカの大学の制度をうまく利用することで、全部の経験を5年間に詰め込むことができました。

必ずしも詰め込む必要はないのかもしれませんが、学生期間が長いほど金銭面で家族に負担がかかるので、早く学生を卒業したいという気持ちでいろいろと詰め込んだ5年間となりました。笑

大変な中、大学だけでなく、バレエ学校への転入を快諾してくれた両親には感謝感謝です。


5年のざっくりとしたタイムライン

●2セメスターの英語学校

まずは、英語学校(ESL)に行きました。

アメリカは9月が入学で5月6月ごろが1年の終わり、そこから2~3か月の長い夏休み、というイメージを持たれている方も多いと思います。

そのようなスケジュールで学んでいる人が多いのですが、実際入学は秋からでも春からでも夏からでも可能です。

ESLには夏のセメスターから通い、次の秋のセメスターで英語のテストをパスして無事大学入学許可をいただけました。

●春学期から大学生活スタート

ESLを終えた次のセメスター、1月からの春学期から大学生活はスタートしました。ここが長期バケーションを取らないいろいろと詰め込む期間の始まりです。笑

ほとんどの学生は、春学期を秋学期に授業をとり、夏は長いバケーションを取ります。ですが、大学は夏もやっていて、授業を受けたい生徒は夏にもクラスがとれます。

つまり、休みを取らず、卒業に必要な単位を取り続けていれば4年の大学とはいえ、卒業時期を早められることもあるのです。

なので、できるだけ早く大学を卒業したかった私は、夏も休みを取らずクラスを取ることにしました。

さらに、秋や春の学期に比べると、夏学期は学費も安かったので、経済的にも◎でした。

ですが、やはり夏に通う生徒は少ないので、一般教養の科目は大体ありますが、自分の専攻に関わる専門のクラスは少なかったです。

そして、クラスを取り続けていた3回目の夏学期についに自分が取れるクラスがなくなってしまいました。

●サマーインテンシブを経てバレエ学校に転入

取れるクラスがなかったため、3回目の夏はオーディションを受けて、バレエ学校が行っているサマーインテンシブに行くことにしました。

実はこの年は大学から学費のスカラーシップをもらっており、1年分の学費とさらに芸術系のスカラーシップで約$2000ほどもらっていました。

この$2000をサマーインテンシブの費用に充てたらいいじゃないか!と思い、ソルトレークシティでいくつかのバレエ学校がサマーインテンシブのオーディションを開催していたこともあり、オーディション受けることにしたのです。

これがバレエ学校へのトランスファーのきっかけとなります。

ソルトレークに来ていたコロラドバレエ団付属のコロラドバレエ学校、そしてニューヨークにあるジョフリーバレエスクールのオーディションを受けました。

幸い両方からサマーインテンシブの合格はいただき、コロラドバレエ学校からはスカラーシップもいただいたのですが、ニューヨークにはアメリカ滞在中に行っておきたい!という気持ちが勝り、ジョフリーバレエスクールを選ぶことにしました。

そして、サマーインテンシブを経験、そこでのダンス漬けの生活が楽しく、この経験をもっと積みたい!と思い、そのまま次の秋学期からバレエ学校にトランスファーしてしまいました。笑

最初は1年間だけのつもりでしたが、大学とバレエ学校の学費の関係、大学の単位取得方法で目からウロコのプログラムがあったため、バレエ学校在学を1年半に伸ばしました。

●1セメスターだけ大学に戻り卒業

約1年半のバレエ学校生活の後は卒業のために大学に戻り、最後の1セメスターを過ごして卒業しました。

私の専攻していた舞踊科は、春学期ではないと卒業できなかったので、それに合わせて大学に戻り、無事に卒業することができました。

ただ、1年半留守にしてもどってくると、もちろん同学年の人は1年早く卒業しているし、新しく入学した生徒もいるので、なんだか浦島太郎な感じもありながらの卒業となりました。笑


このような感じで、ESLは半年、大学在学は3年、バレエ学校在学1年半と学生ビザの5年分をフル活用した留学となりました。

大学在学を正味3年にできたのは、大学にあった「Experiencial Credit」という制度を活用したおかげでできました。

この大学の制度や、バレエ学校の学費問題や生活についてのお話も書いていこうと思いますので、ご興味があればぜひチェックしてみてください。😊



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