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自主公演で募った協賛について

自主公演を準備するにあたり、予算や売り上げの見通しを立てた結果、経費をかなり抑えないと大赤字になってしまうことが分かりました。

(もともと赤字覚悟でしたが、目ん玉飛び出るくらいの赤字計算になりました笑)

資金調達の方法として、昨今では助成金の他、クラウドファンディングをされている方も多いです。

ですが、当時私が個人で申請できそうな助成金の応募はありませんでした。

クラウドファンディングについては、個人的には「このプロジェクトではない」という気持ちがあり、今回は見送ることにしました。

それ以外の資金調達の方法、もしくは経費を削減できる方法として「協賛を募る」ことを頑張ってみることにしました。

結果としては、「資金調達」はできませんでしたが、「貸与協賛」という形で、公演準備に必要なものを補ってくださる企業・経営者様がいらっしゃり、とても大きな助けになりました。

「資金集め」という点では成功とはいえないかもしれませんが、異なる形で助けていただき、そしてそのお力添えのおかげで公演を開催することができたことは間違いありません。

今回は私が協賛を募るうえで準備したこと、やってみたけど全く効果がなかったこと(笑)、協賛をくださった企業様にどのような条件を提示・提示されたか等をお伝えします。

協賛とは?

本来、協賛(スポンサーシップ)とは、お祭りなどの催し物を行う団体やアスリート・アーティストなどの個人に賛同して、企業などが協力または支援することを意味します。
また、催し者などの主催者が、企業のプロモーションやPRにおけるメリットを掲げて出資企業を募集する、資金調達の手段としても協賛が良く用いられています。

近年日本でも浸透してきているクラウドファンディングは「不特定多数の人からインターネットを介したオープンな資金調達手段」であるのに対して、
協賛は「信頼のできる特定の企業や団体からのクローズドな資金調達手段」といえます。

ガクセイ協賛:https://www.gakuseikyosan.com/faq/articles/4-a

また、冒頭にも書いたように、資金を提供してくださることもあれば、物品提供、技術提供など、金銭ではない点でお助け下さる協賛もあります

上記が協賛についての簡単な説明となりますが、協賛は相互で利益を上げられることが大切です。

ですので、協賛のお話を持ち掛ける際はお願いする企業側にはどのようなメリットがあるかを明確に提示する必要があります。

協賛企業を募るために準備したこと

①資料作成

企業に連絡を取る前に、ざっくりと自分が行う予定の公演の内容、目的、予想される経費、希望の協賛金額や公演を作りあげるうえで必要としているサービスを資料にしました。

もちろん、こちら側が企業側に提供できる事柄や協賛していただいた際のメリットも考えて資料にしました。

このような資料を作りました☟☟

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