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#30 犬と赤ちゃんとママのすべて。

長男はとても活発だったので、ハイハイする前から良く動き回りました。
目線の近い、愛犬にはとても興味があったようで、目を離すと近づいていきます。

私的には、

この動きだし~歩くまでが、赤ちゃんと犬との間で一番気を付けなくてはならない時期かな、と思っています。


この動きだし~歩くまでが、赤ちゃんと犬との間で一番気を付けなくてはならない時期かな、と思っています。

というのは、目線が犬と近くなり、四つ足で動き回る。
大人と違う匂いであり、音(声)を発する。
容赦なく、犬のパーソナルスペースに入ってくる。
容赦ない力で身体を掴む、叩く。

とまあ、犬にとって嫌なことをだいたいする時期です。


そして、この時期の赤ちゃんはまだ、言葉をきちんと理解しないですから、「だめ」
というだけ徒労に終わります。

また、知らぬ間に赤ちゃんのほうが、特に若い犬のテンションや興奮をあおってしまう事もあります。

声や動き、おもちゃが関わる事象がその中に入ります。

赤ちゃんと犬は素晴らしい伴侶になるのですが、とくにこの時期は、
目を離した隙に事故が起きやすいと思います。


「うちの子に限って絶対」というのは、残念ながらないと私は思います。


うちも、たいていのことは、息子が悪いのですが、愛犬もだいぶガマンしてくれるのですが、それでも息子は何度となく愛犬に「教育的指導」をされたことが在りました。

例えば料理をしている間。例えばトイレの間。どうしても、それぞれから目を離してしまう時はあると思います。

そんな時はベビーゲートやサークルを使って、あるときは息子を、あるときは愛犬を、隔離していました。

息子を抱っこしてくれる人がいる時には、愛犬を抱っこしたり、エクササイズやお散歩に行きました。

不思議なもので、息子の時はあんなにぴりついていた愛犬も、娘の時はなんたる好々爺!と周囲がびっくりするほどの変わりようでした。

愛犬は娘には、迷惑そうにするものの、怒ったこともなく、「たまには怒ってもいいよ」と思わず言ってしまうほど、娘には甘いので、こちらが娘を叱る事になります。

多分、長男の時は私の余裕のなさ、緊張、疲れ、ストレスもそのまま、愛犬は感じ取っていたのだろうと思います。

そんな愛犬と息子は、今は大の仲良しで、ランドセルの小学生を見かけると、愛犬は立ち止まり、近づこうとするほどです。

トレーナーとして、トレーニングのアドバイスをさせていただくのなら、

妊娠・出産を控えた飼い主さんにはぜひ、ワンちゃんとの生活を少しずつ、
産後の生活を課程したものにして、トレーニングをしていきましょう。


特にハウストレーニングや、「離れて過ごす」トレーニングは重要です。


【分離不安】は、家族環境が変わる事でも起こりやすいのです。

「ハウストレーニング」は、ケージやサークルで落ち着いて過ごすということですが、産後は赤ちゃんを見に来る来客などもあり、この時ほどハウストレーニングをしておいてよかったと思ったことはありませんでした。

ハンドリングや、口の中のものを出す「アウト」や
対象物から離れて、を意味する「オフ」も役立ちます。

お家の中での「リコール(呼び戻し)」や「まて」も威力を発揮します。
知育玩具での「遊び方」を教えて置く事は、ワンちゃんの孤独を紛らわせるのに効果的です。

そして最たるものは、赤ちゃんや子供さんへの【経験】、「社会化」です。
なかなか、練習は難しいと思いますが、例えば子供の声だけでも、
YouTubeや、保育園・幼稚園の前をお散歩のときに通るなどで鳴らすことができます。

恥ずかしながら、私は自分で出産育児を経験するまで、同じような境遇のママ飼い主さんがどれだけ大変かを、知る由もなく、なんなら
「子供が生まれて犬をおろそかにするなんて!」とさえ思っていました。


けれどそれを経験して、「どうしても犬に手を駆けられない時期」があるという事を、実体験を持って学ぶことが出来ました。

「出産を経験したママ飼い主」としてアドバイスをさせていただくなら
どうか、無理をなさらないでください。

以前と同じように、愛犬に時間を割いてあげられない。赤ちゃんで手一杯。。。。
その気持ち、痛いほど分かります。

一番大切なのは、ママのコンディションです。



ママの緊張、ストレス、疲労は、赤ちゃんにも、愛犬にも伝わります。
「赤ちゃんが寝たから」と辛いからだを起こして、無理にお散歩に行かなくても大丈夫です。全部、1人でやろうと思わないでください。

できれば、周囲を頼ってください。ご家族や、犬友、私達のような保育園や、シッターサービスも、特に若いワンちゃんや世話の必要な老犬には良いと思います。
それらも、産前から探して、徐々に変化に慣らしてあげられるといいでしょう。

行けるようになったら、お散歩に行ってあげれば大丈夫です。
その代わり、1日1分でもよいので、ワンちゃんとだけ、向き合い撫でたり抱っこしたり、語りかける時間があると良いと思います。
「あなたの事が大好きよ。居てくれてありがとう」と、心から愛を伝えてあげて下さい。
ワンちゃんは、ちゃんとわかってくれますよ。

【人生は、運と縁とタイミング】 ここまで読んで下さりありがとうございます✨ 
ご縁に感謝🤗

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