外国で、色んな想いを込めて歌った1曲。
私は今アメリカに滞在しています。
今日は、ビールが飲みたくて、バーに入った。
土曜日ということで、その店ではカラオケのイベントがあった。
私は、歌は好きな方だけど、30を過ぎてから、声が思うように出なくなって人前で歌うことはあまりしなくなった。
だから歌うなんて考えられなかったね。
英語もろくに話せないのにさ。
最初にギネス・ブロンド・ラガー、次にグースアイランド312、その後はサミュエル・アダムス・ラガーを飲んだ。(ラガー好きです)
3杯も飲むと、そして、音楽が流れていると、感傷的な気分になる。
そして物思いにふける、、、彼が隣にいるのに。
毒親問題はだいぶ解決しているのに、ちょっとしか頑張っていない自分。
勇気がなかなか持てずに、でも頑張ろうとしている毒親育ちの友人達。
離婚を考えているけど、覚悟ができない彼の友人。
SNSではさんざん偉いこと言ってるけど行動に移せない部類の人々。
できないことばかりで人生を諦めてしまっている一部の老人たち。
そして、恥ずかしくてカラオケに参加しようとしない彼。
色々考えた末、私はカラオケに参加することを決意した。
言っておくが、私は基本的に他人のために何かをすることはしない。
自分がやりたいか、やりたくないか、で生きようと1年半前くらいに決意したのだ。
だけど、感傷的になっていたからなんでしょうかねぇ、上記の人間に向けて歌おうと思った。(まぁ一応自分も入っているからOKとした)
勇気があれば、なんだってできるんだって!
完璧じゃなくても、精一杯やればいいんだって!
口先ばっかで人を動かそうとしている奴ら、自分が行動しないと人は変わってくれないんだぞって!
それを証明するため、かのように歌った。
昔と比べて、全然声が出ないのは分かっているけど、自分も歌いたいから歌った。
そして『PIWOChan』の番が来る。
PIWOChanは、カラオケで受付した時に書いた自分の名前。
Piwoはポーランド語でビールだ。
選んだ歌は、Buckcherryの『Sorry』。
これは一応自虐ネタでもある。
昔からこのバンドのファンで、彼らの歌が大好きだけど、あえてこの『Sorry』を選んだ。
何かと謝る日本人。謝罪好きな日本人として、ピッタリの単語だろう。
自分が楽しいから、そんなことを考えただけ!
無我夢中で歌って、歌詞なんか見ないと読めないからモニターをガン見。
声もやっぱり全然出なかった。
でも、精一杯歌った。
ちなみに、女性客も男性客と半々くらいいたけど、カラオケに参加した女性は私だけだった。
それも少しばかり自分を誇りに思った。
歌い終わって、彼がとっても褒めてくれた。
「やっぱり声出なかった~!」って私が言ったら、彼が「でも、ピーボが歌ってから、みんな元気になった。明るくなったよ!」と教えてくれた。
恐らく、この、年齢不詳の小さいアジア人が、声も十分に出せずに男性曲を下手くそに歌っているのに勇気をもらったんだと思う。
その気持ち、解らなくない。(笑)
人が明るい気持ちになれたのなら、良しとする!!
そんな感じで、自分なりの成功体験を作ってきました。
ワッホイ!楽しかったよ!!
BuckcherryのSorry↓
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