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自家製天然酵母の魅力

17年前の次男の妊娠中に
長男の絵本を借りる為に行った図書館で
『ウエダ家』と言う天然酵母の本に出逢いました。

その時の衝撃とワクワク感は、
それはそれは、それまで感じた事のない
感覚だったように
今、思い出すとそう感じています。

次男を出産後すぐに天然酵母作りにハマりました。
天然酵母が完成すると
自然にパン作りに目覚めて、
毎日毎日パンを焼きました。
ホームベーカリーを買い、道具も揃えて、
手作り好きな友人と販売したこともあります。

天然酵母はりんごの皮から始めて、
いちご、ぶどう、みかん、ヨーグルトetc…
色々試しました。
食材を見ると、『これは酵母になるか?』という目でいつも見ていました(^^;

天然酵母の良いところは、捨てる部分(皮)を使う。
何なら腐ったみかんでも大丈夫。
食べれない部分(カビ)は取って、
酵母作りに使えます。
なんてエコなんでしょうね(^-^)

当時はエコという感覚はなくて、
ただ、ただ楽しくて、

果物の皮を水に浸けていると
シュワシュワと泡が出てきて
プシュッと炭酸のようになり、
アルコール臭が出てくる不思議に、
そしてそれでパンのイーストの代わりになって
パンが膨らむ。 
生きてる( ☆∀☆)
すぐに、とりこになりました(*´∀`*)

使い時の見極めが難しいし、管理が難しくて。
そして、パンに使うと
天然酵母パンは発酵時間が長くなるので、
外出はできる利点はあるけど、
発酵途中だった事すらすっかり忘れてしまう(^^;;
そんな失敗もたくさんしました。
パンは膨らんだけど、酸っぱくなったり、
過発酵になってしぼんでしまったり…

それでだんだん、楽なイーストに浮気をし、
最近はもう天然酵母はほとんど使っていませんでした。

イーストパンを作り出して数年経った頃に
『ウエダ家』さんの新刊を見つけました。
またまた衝撃ありました。
なんと酵母を炭酸ジュースと言って、子どもが飲んでました(^。^;)
ちょっと試しに飲んでみました。
そして料理にも使う。
料理にも使ってみました。
健康には、良いのはわかりました✨
でも、残念ながらその時期の私には
それらの使い方はピンと来ずでした(^^;;

当時果物の皮から始まり、
腐りかけた果物や、ヨーグルト、レーズンなど
色んな酵母を試しましたが、
最終的に『楽健寺酵母』という酵母に魅了され、かれこれ16年近く繋いできた種があります。

この酵母は
元の楽健寺酵母に私が適当に色々混ぜたので、もう楽健寺酵母ではないかもしれません。

当時、幼稚園のママ達で流行していた
1day shopで販売した事があり、
楽健寺酵母の中に入っている山芋にアレルギーがある人が居て、
「買いたいけど無理だ」と言われた時に、
山芋を辞めてじゃがいもやさつまいもに、
その旬の時期にあるものを使うようになりました。

案外何でも大丈夫でした(^-^)

自然とは偉大です。

私はその自家製酵母を『野菜酵母』
と読んでいます。
次男と同級生。16歳です。
大事に大事に育てれていないと思いますが、
元気にたくましく育ってくれました。
次男と同じです(*´-`)

もしかしたらこの酵母が、
地球を、人間を、救ってくれるんじゃないか。

空想が膨らみます。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました(*^^*)

未熟な母親でしたが、子育てでたくさんの学びがあったことに気が付きました。これからは子どもたちと一緒に私の人生の楽園も追及したいと思います(*^^*)