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自律型人材の苦悩〜求められているはずの彼らの生きづらさとは?〜

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「なぜ周りの多くが、言われたことしかやらないのか、すぐに不平不満や愚痴を口にするのか、本当はよく理解できない (批判じゃなく純粋に)。」

「目前の仕事だけじゃなく、全社を俯瞰したり、社会的な役割を考えたりする視点を持ってしまう。」

「結果、もっとこうできるんじゃないか、と思ってしまう。」

「さあ、これに取り組もう!と率先すると、いつも足を引っ張る人、批判する人がいてやりづらい。」

「こうも考え方が違う人とのやりとりに、正直日々消耗している。」

「立場的に裁量が足りない、もっとできることがあるのに、と感じる。」

「組織のモチベーションが上がらないことに、苦戦している。」

もし、あなたが企業や組織の中で、こんな想いや経験が当てはまるとしたら・・あなたはすでに、「自律型人材」と呼ばれる部類である可能性が高いです。

言われたことをこなすに留まる他律型、依存型人材と比較して、自ら考え、自ら動く主体性を持つ人材は、「自律型人材」と呼ばれ、昨今、非常に重宝されています。

とはいえ、「あなたは自律型人材ですね」と言われてもピンとこないことが多いことから、少し角度を変えて、話を進めていきたいと思います。

自律型人材に加えて、これまでの慣習を超えて新しいものを生み出そうとするイノベーション人材、他人の主体性も引き出す共創人材など、主体性・自律性を共通点にした「次世代型人材」とここでは呼ぶことにします。

「意識高い系」の自律型人材

「社会をよくしたい!未来をよくしたい!」

以前であれば「そんな青臭いことを」と言われがちなセリフですが、今では、企業も社会も、いかに社会的な貢献ができるか?が問われている昨今。

ただ、見落としがちなのは、ポーズじゃなくて本当に、具体的にどうすればいいかわからないけれども、「自分の人生を、より良い社会、未来に繋げたい」と目の前にまだない世界を切に望む人たちの存在です。

自分ごとに想う範囲が、人より広かったり、遠かったり。
また往々にして、
「もっとこうした方がいいんじゃないか?」
「もっとこんなことができるんじゃないか?」
「もっとこんな理想が描けるんじゃないか?」
と、向上心や責任感と共に、主体性や想像力も創造力も高かったり。
普段の生活からも「意識や熱量が高い人」と見受けられることも多いのではないでしょうか?

あーそんな人もいるな」とエネルギッシュな誰かを思い起こした方も、
自分にもその要素があるかも」と思い当たった方もいるかもしれません。

特に、後者に当てはまる方、この「意識高い系」かもしれないあなたに、ぜひお伝えしたいことがあります。

それは、もしそのエネルギーの高さが他人に利用されていたり、自分を蔑ろにしていたり、、何らか疲弊や消耗を感じてるとしたら、ここで一度立ち止まっていただきたい、ということです。そして最後まで読み進めていただけたら、と願いながら書き進めたいと思います。

今、求められている「自律型、次世代型人材」

誰かのためなら頑張れる。さらには、より良い社会や未来を切に望んで、自分以外のことにも「自分ごと」に想うチカラが発揮できる人は、これからの時代、そして「今」まさに、その役割が重要になってきています。

変化が大きい時代、一律的な正解もなく、不確実性も高まって、VUCAな世界だの、AI時代だの、先の見えなさが唱えられない日はありません。コロナ禍もあって、個人も組織も「どうしたらいいかわからない」と嘆く場面が如実に増えているのではないでしょうか?

オンラインでのコミュニケーションもメジャーとなって、就労環境も大きく変わり、組織間・コミュニティ間の人の流動性が高くなったここ数年。同時に、自ら考えて自ら動く自律型人材、イノベーションを生み出す人材、多様性を活かせる共創人材など、次世代型人材」の育成や重要性がよく語られるようになりました。

変化が大きい、先が見えない中に、これまでの延長線上にない未来を創る、という役回りは誰もができることではないからです。「正解を前提に、言われたことしか動けない」というのでは、立ち行かない現実が差し迫っています。主体性を持って、エゴを超えた動きや違いを作れる自律型、次世代型人材が、切に求められているのです。

自律型、次世代型人材が抱える、知られざる闇とは?

その発掘と育成にスポットライトが向けられている、「自律型人材」(次世代型人材)。

ただし、当の彼らの多くは、「自分がそうだという自覚がない」という面白い現実も立ち現れます。

冒頭のように、よくある具体例に触れたり、「自分ごとに想う範囲が広くて、より良い社会・未来を創ることにも意欲がある人」そして「誰かのためなら頑張れる人」であるなど、語られない資質の例を知って初めて、「あー、それは私にも当てはまるところがあるもしれない」と思う人が多いのも特徴です。

そして彼らが抱える苦悩は、「同様の人間でないと理解しづらい」とあって、広くは知られていません。同じ世界を生きているようで、見えている世界が本当に違うのです。それゆえ、その悩みの闇の深さも人知れず、解決しづらい、といった課題が残ります。

苦悩1:理解のギャップ

例えば、一時、「意識高い系」と揶揄を込めて呼ばれることも多かったのですが、逆に、「なぜ周りはこんなにも無関心なのか」、「他人事で済ませられるのか」、「意識が低いのか」。純粋に理解できず不思議でならなかったりします。

苦悩2:ギャップからの心身の摩耗

また彼らとそれ以外の人の間の、「意識のギャップ」「見えている世界のギャップ」は、多くの場合、摩擦や消耗を生んでいます。組織の中で、主体性を持って何かをやろうとする人が直面すること。それは、ダメ出し、責任や仕事の押し付け、もしくは傍観。一緒にいる人間としては、心理的安全性とは程遠い無自覚な刃が向けられています。

苦悩3:理不尽な反対

さらに、彼らの多くが持つ「今ここにはない世界や理想を描くチカラ」は、これまでの延長線上にない新しいものやイノベーションを生み出すのには、大切なチカラなはず。しかしながら、日常的には、その「もっとこんなことができるかも」という発想よりも、「言われたことを言われた通りに(エラー少なく)やること」が正解、という反応が大多数。なので、「余計なことをして仕事や責任が増えるじゃないか、、」と反発されることもしばしば

苦悩4:評価のされづらさ

はたまた、より本質的なことをやり遂げようとする姿勢に対して、正当な評価ができる組織も少ない(多くの個人も組織も、見えづらいこと、数字にならないことを扱うアプローチを自覚的には持たない)、という事実。そのために、彼らが主体的に持てる時間もエネルギーも能力も注いでコミットする割には、評価されづらく、報われず。後戻りできない領域にモチベーションが削がれることも。

苦悩5:同志の(連鎖的)離脱

彼らは、同質のエネルギーを持った人がいかに少ないか、というのもあって、組織内の同志の存在を励みにしていることも多い。けれども、「正しいと思って取り組むことが通らない」、「コミュニケーションコストが高すぎる」などの理不尽さとの格闘の末、諦めの境地まで突き進んでしまうと次の連鎖が起きてしまう。「もっと自らが活かされる別の環境へ」といった離職や、バーンアウト(燃え尽き症候群)としての戦線離脱。それが、同じ組織の貴重な次世代型人材こそに起きてしまうことで、職も心をも、次々と離れさせる背景になっていたりもするのです。

そんな数々の知られざる苦悩が、それぞれ闇深く横たわっているのです。

「自律型人材がいない」というのは本当か?

世の中では、「言われたことしかしない他律型人材ばかりだ!」「自律型人材がいなくて、こんなにも求められている!」と声高に叫ばれることが増えています。

しかし、自ら考え、自ら行動するまさに「自律型人材」「次世代型人材」の多くは、そうではない人とのギャップをかいくぐるコミュニケーション、その理不尽さ、前述の数々の苦悩に疲弊して、そのチカラが活かされずに、存在が埋もれているだけかもしれません。

彼らの意欲の源泉を蔑ろにしたり、多くを任せすぎたり、、。彼らのチカラを活かすアプローチ、それができるチームや組織を作っていくこと、などにも、十分な目やエネルギーが向けられてこなかっただけかもしれません。

いずれにしても、この見えづらい悩みの構造について、当事者としての経験からも、「どうしても声を上げなければ!」と勝手な使命感に掻き立てられて一気に書いてしまいました。

求められすぎて、知らず知らず消耗気味の「次世代型・自律型人材」のあなたへ

✔︎  頼まれもしないのに、もっとこうしたらいいんじゃないか、と頭も心も動き出してしまう
✔︎  あまり大きくは口にしないが、より良い社会、より良い未来のために貢献する人生でありたい、と想う
✔︎ とはいえ、あまりに違う周囲とのギャップに心身の消耗を感じる

最後に、改めてこれらのポイントを読むあなたが「そうそう!」と頷いているとしたら、ぜひ切にお願いしたいことが2つあります。

それは、(消耗にも気づきづらい人が多いので)この機会にまずは立ち止まって現状把握をしていただきたい、ということ。

消耗を誤魔化しながら頑張ってしまったり、周囲の理解のなさに絶望するだけに終わってしまったりするのが「いつものパターン」となっていませんか?もしそうなら、それらをしっかりと後戻りしないようにパターンを超えて新しい景色を作る具体的な方法を持ち帰っていただきたい!、ということ。

その最後のお願いに添えて、渾身の想いを込めてご案内です。

この自律型人材かも知れないあなたが、「消耗を超えて新しい世界を作れるように」と、具体的な方法の一部を無料でお伝えする機会を作ることにしました!

その方法は、その名も、
「あなただからこそ、自分も他人も現実さえも動かせるようになる
3つのステップ」

特に、今回は「ストーリーのチカラ」であなたならではのチカラを解放する方法に注目して、ぎゅぎゅっと込めた知恵をお届けします。

といっても、どうしてもカナダ時間と時差がある関係から、リアルタイムにお集まりいただくセミナー開催が難しそう…  そこでセミナーの収録動画をプレゼントさせていただくことにしました!(最新のまとめなので、これから収録!)

「受け取ってみたい!」と関心ある方は、ぜひお気軽にこちらのフォームからメールアドレスを登録ください。

※ 登録後、自動返信メールに続いて、日に1本ずつ、計3本のプレゼント動画が届く形です。
※ 本記事と、プレゼント企画は予告なく中止されることがあります。お早めにお受け取りください。
※ メールアドレスはお間違えのないように入力ください。自動返信されるメールも、迷惑メールフォルダなどに入ってないかご確認ください。そのメール末尾に、私がこの企画に取り組む理由、"誰よりも「自分ごとにするチカラ」で生き抜いた経験"を添えています。ぜひご一読いただけたら嬉しいです!

今回のセミナー動画プレゼントも、仕事も、ライフワークも、
すべて、子どもたちを含む、これからの世代に届けたい!
と願ってのことですが、
 
何より、過去の「自分ごと」にするチカラを十分に活かせられなかった
私自身に伝えたい!と切望しての取り組みです。

ぜひ届けるべき人に届けられたら、と
学びと実践の輪を広げていきたいと思います。


秋間早苗
2023.2.8. 

追伸1:
もしあなたが組織やチームを率いる立場で、埋もれている自律型人材のチカラ(実のところ、どんな人にも主体性の種はあるものです)を引き出したい、という場合にも、追って具体的で再現性の高いアプローチについてお伝えしていきます。
同上のフォームにある、「次世代型人材(違いを活かし合える人)を発掘・育成したい」にチェックを入れて、ぜひメールアドレスをご登録してみてください。

追伸2:
「一度立ち止まって、現状把握をする」こともお願いしましたが、特に、「自分について光を当てる」「セルフ・アウェアネス」という動作については、役立つチェックリストもプレゼント中です。
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