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誰もが、違いをチカラにできる世界へ〜私の決意〜

「みんなと違う」

そのことで苦しんできた
もしくは、今なお苦しんでいるあなたへ

そのことが誇りに思えずに
震えながら枕を濡らしてた、かつての私へ

声を大にして伝えたい。

その苦しみやその苦しみを生みだしているものが
すべて跡形もなく過去の遺物となる日が
必ずや必ずや、くるんだって。

その日が一日でも早く訪れるように
人生を懸けて、全身全霊で手繰り寄せてるからね、って。
そんな人間がここにいるよ、って。

アレルギーで食べられるものが違う、給食が違う、ゲームも漫画も買ってもらえなくて面白いことが違う、先生に期待されることが違う、本気になることが違う、本気の量が違う・・・・

「みんなと違う」「普通じゃない」「ちゃんとみんなと同じにしなさい」

無自覚にも「同じことが当たり前」という世界。
学校も然り、日本の多くの場所が、「違い」が刃(やいば)となって、胸をえぐるような体験をしたことがある人は、少なくないと思う。

子供の世界だけじゃなく、大人になってからも、何かと「違い」は場違いや間違い、KYや異物として取り扱われ、安易に「違い」は「扱いづらさ」に紐づけられているのが常。

大学院を出て、就職も研究にも進まずに起業した時は、私自身、「みんなと違う」ことが恐ろしかったり、「存在の根拠の無さ」に押し潰されそうになったりもした。

そのプレッシャーを超えて打ち込んだ仕事の中で出会った、大学と企業と、政府機関と、学生と、NPOと、と立場が異なる人々。同じ日本語のはずなのに、使う言語が違うかのように平行線。ビジョンは同じ、一緒にやろう、って志高く始まったはずのコラボやコンソーシアムがいくつも目の前で無惨な空中分解、もしくはひっそりと形骸化していった。

「違い」が分断に。分かり合えない溝にしかならなかった。

「みんな違って、みんないい」って金子みすゞの詩が名作となるのも、こんなにも当たり前なことが、本当は全くもって当たり前じゃない、ってこと。

本当は「同じことが当たり前」のはずもなく、誰もが「違うことが当たり前」であるにも関わらず、その後者を当たり前に生きている人は本当に少ない。

「違いはチカラだ。」

何かとの「違い」をセンサリングして発動する「違和感」

それは、「共感」が礼賛される世の中で、持てば対象を批判か、非難をするトリガーになっているが、そんなの貧しすぎる。

「みんな違って、みんないい」世界では、違和感をきっかけに、自分のこだわり、譲れないこと、価値観、もしくは無自覚に持ってしまってるパターンに気づくことができる。何かを鏡にしないと自分を見れない中で、これは貴重なサインだ。

ほかの誰でもない、「自分の源からの声」の違いが聴き取れる一歩も、人生の舵を取り戻す「主体性の根っこ」を掴む一歩も、この「違和感」をフラットに受け止めることだったりする。

それに「違い」は、いいとか悪いとか物差しで測るより、注視した方がいい。大抵、そこにその存在ならではの「強み」があるから。

「変化の大きい、解のない、先の見えない、VUCAな時代・・・」

そんな常套句に思考停止になるよりも、このOS転換とも言える「新しい当たり前」がいかに私たちを自由にするか、味わった方がいい。

無言に「違い」を忌み嫌い、蔑み合う世界から、存分に「違い」を発揮して、慈しみあって、活かし合う世界へ

一人「みんなと違う」ことに怯えるのではなく、互いに「みんな違う」ことを楽しめる世界へ。

「違い」は私たちをこれまでにない未来へ連れていってくれる駆動力で、その存在ならではの光を放つ「チカラ」だ。

※ 違いが当たり前のカナダに移住してからの、ある記憶が再構築された話。

誰もが、違いをチカラにできる世界へ

「みんなと違う」と、あの頃の自分のように苦しむ人がいなくなる日が一日も早く訪れるように。

「障害」だの、「症候群」など、ラベルや区分で、違いを押しやる圧力が跡形もなく消え去りますように。

子どもたちや、これからの世代に、これ以上「こうあるものだ」、「みんなが同じはず」だなんて幻想や、誰かの声の大きさに苛まれる世界を残されないように。

せめてこの"当たり前"の間(はざま)、同じ時代を生き合わせた人たちに分かち合いたい、とまとめたのが、「違いを活かし合うためのアプローチ」、ViDA =  Vitality Development Approach。

日本のみならず、アフリカ含めた国内外での事業開発や人材組織開発の実践から生み出し、援用しながらその違いの中での再現性を高めてきた。

・「みんなと同じ」を求められて窮屈な思いをしている人
・「違和感」を愚痴や不平不満で終わらせるのがもったいない人
・自らの変化が、世界の変化に繋がることを諦めたくない人
・自分ならではの「違い」をもっと活かして、未来や世界につなげたい人
・ビジネス、教育、人生全般にも、さらには世界にも「違いをもたらす」新常識を身につけたい人 


VUCAな世界だからこそ、共にもっと見える景色を、無自覚な当たり前を一新したい!

私が伝えたいのは、海外移住の素晴らしさやノウハウでも、グローバル教育でも、SDGsやESGでも、パーパスや使命っぽいことでもないから。

国も時代も超えて、人間ならではのチカラを掛け合わせるために。違いを活かし合う共進化<Co-evolution>のために。と、これまでに届けて好評だったプログラムなど、ViDAのエッセンスを届けるViDA Academyを本日開校。

「誰もが、違いをチカラにできる世界へ」
その世界を手繰り寄せる、仲間と出会い共に歩むために。

2022年8月23日 
秋間 早苗


「ViDA = この世界を生きる」ためのアカデミー

Co-evolution 話題のトークライブより


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