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帯だけ締めて過ごしてみる

浴衣を着付けられるように練習しています。

週に一度は着付けをして、少しずつですが慣れてきて、なんとなく着られるようになりました。


先日、初めて一人で帯を締めることができました。
今までは手伝ってもらったり、やり方を見ながら結んでいました。

私にとって帯を結ぶことは、非常に複雑な手順に思えて、いつも難航するポイントでした。

その帯締めが初めて1人で出来たのですから、とても嬉しくて小躍りしてました。
ちなみに半端帯です。


あまりに嬉しいので、自宅にいる時は帯を結んで過ごすことも。

どういうことかといいますと、洋服の上から帯を締めている状態です。
浴衣でも着物でもなく、洋服の上からです。
ちぐはぐな印象を受けるでしょうが、これがなかなか面白い。


帯を締める理由をあげてみます

①結び方の練習になる
これは言わずもがなですね。
帯を締めるのが手こずるのだから、帯だけ練習すれば良いという発想から生まれました。
帯の長さによって調整も必要ですし、結ぶたびに新しい発見がでます。

②とにかくカワイイ!!!
私の帯はリボン結びにしています。
このリボンが可愛くてですね。
リボンを腰につけたまま過ごしてみるとテンションが上がるんですよ。
それはもうアゲアゲです。
でっかいリボンを付けたファッションなんて、大人になったらそうそうしないでしょう?
それが浴衣や着物だと帯として締めることでリボンを纏えるんですね。
とにかく可愛い。

③気が入る
以前の記事でもあげましたが、腹部に圧がかかることで姿勢がクッとよくなり、丹田を意識するようになります。
帯を締めることで、自動的に気が入るのです。
やる気を出したい時に特にいいかも。

④いろんな帯を楽しめる
帯は比較的安価なので、浴衣や着物を一着しか持ってなくても、帯は複数持っていたりします。
かくいう私も先日、半端帯を二つ購入したばかりです。
しかもリバーシブルなので、4パターン楽しめるわけです。

こうやって書き出すと意外とメリットが多いですね。
(超個人的なメリットですが笑)

とはいえ帯を締めるだけで、普段の生活がちょっと変わる。
この変化は気持ちを豊かにさせてくれます。

帯を結ぶ練習になり、可愛くてテンションが上がり、気合も入るのですから。

こうやって地道な成功体験を積み重ねて、自分のものにしていき、自信がつくのです。

着付けの練習を始めた頃は、ちっとも上手くいかないし複雑な手順を面倒に思えていましたが、慣れてくるとあら不思議。
面倒が楽しいに変わるんですね。


まだ帯の結び方は一つしか知りませんが、少しずつ他の結び方も覚えていきたいです。
面倒が楽しいに変わったのだから、前と違って前向きに取り組めそうです。

新しい結び方をマスターしたら、そのまま喜びの舞をすることでしょう。

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