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パーソナルカラーが分かりにくいタイプ【後編】

こんにちは!パーソナルカラーリストのsanaです。

こちらのnoteでは、私の経験と理論を元に、パーソナルカラーのノウハウや診断のコツなど、初心者のカラーリストさんやパーソナルカラーを勉強中の方に役立つ情報を発信していきます♪

今回は「パーソナルカラーが分かりにくいタイプ・後編」です!
まずは、こちらの前編をお読みください。

前編の①②③に続いて、ラスト④つめです!
更にマニアックな内容になるかもですが…笑、お付き合い頂けたら嬉しいです。


④3属性の特徴にあてはまらないタイプ

まず基本をおさらいですが、パーソナルカラーの4シーズンというのは、下記のように、色の3属性「色相・明度・彩度」で分類されています。

・Spring…イエローベース・明るい・鮮やか
・Summer…ブルーベース・明るい・穏やか
・Autumn…イエローベース・暗い・穏やか
・Winter…ブルーベース・暗い・鮮やか

最近はここからより細かく分類された8タイプ、12タイプ、16タイプなど様々な流派がありますが、基本の4シーズンはこのような特徴になります。

でも時々、この4シーズンの色の特徴に当てはまらない色が一番似合う、という方が存在します。

それが「3属性の特徴に当てはまらないタイプ」です。


その中でもごく稀で、特に診断に注意が必要なのが「イエローベース・明るい・穏やか」な色が似合う(イエベ秋)とか、「ブルーベース・暗い・穏やか」が似合う(ブルべ夏)というパータンです。

最初にあげた色の特徴と、「明度」か「彩度」が違っていますよね。

前編の②③は色相の判断が難しいタイプだったのに対して、このパターンはベース(イエベ・ブルべ)の部分ではなく、明度と彩度を判断する色素傾向がそのタイプの典型ではなかったりします。

簡単に言ってしまうと「色素ミックスタイプ」ですね。


なので、本来は「イエローベース・明るい・穏やか」が似合うイエベ秋さんなのに、「明るい・穏やか」が似合うので、ブルべ夏と診断されてしまったりします。

「ブルーベース・暗い・穏やか」が似合うブルべ夏さんも、イエベ秋と間違われやすいのが特徴です。

このようなパターンの方は、本来のファーストシーズンではない診断結果の色を身につけていても、3属性のうち2つが当てはまっているので、実はそれなりに似合います。

ただ、ベースの部分が違ってしまっているので、「本当はもっとベストな色がある」という状態です。


正直なところ、このようなタイプの方は、テストドレープ(基本の28色)だけでは正確な診断をするのが難しい場合もあります。

私のサロンには過去の診断結果に疑問をお持ちのお客様がいらっしゃり、2度目や3度目の診断をさせて頂くこともあるのですが、お話を伺うと、簡易的な診断ではそのような結果になってしまうのも納得、といった場合が多いです。(なので単純に「誤診」というのともちょっと違うかな?と思います)

そういう方はベストカラー診断とか、4シーズンよりも詳しく分類されている方法で診断すると、本来のパーソナルカラーに辿りつきやすくなります。

でも、できればテストドレープだけの診断でも、一度で正しい結果を出したいですよね??

実は、きちんと見極める方法さえ分かっていれば、テストドレープだけでも正しい診断は可能です。

そのためには「色素傾向を正しくチェックする」ことと同時に、「ドレープの色の特徴を捉えながら診断する」ことが大事です。

この「色の特徴を捉えながら診断する」というのはは、今回のタイプだけでなく、前編①②③の全タイプの診断にも役に立ちます。

具体的な診断方法のコツは、また詳しく書いていきますね♪

本日はここまで!
お読み頂きありがとうございました。


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