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色の特徴を捉える①

こんにちは!パーソナルカラーリストのsanaです。

今日は、早速本題に入っていきますね!
まずはこちらをお読みください。


それぞれ使われているドレープによってシーズン毎の色味も多少変わってきますが、こちらで書くことはドレープの細かい色味という意味ではなく、基本的な色そのものの特徴として捉えて頂ければと思います。

また、どの順番でドレープを当てるかもカラーリストさんによって違うと思いますが、ここでは私がよく診断している順番で書いていきますね。
(実はお客様によってドレープを当てる順番を変えたりもするのですが、どういう場合に順番を変えるかはまたの機会にお話ししたいと思います)

それでは、「色の特徴を捉えながら診断する」方法について、具体的に書いていきます♪


①ピンク

…ピンクは基本的に白が混ざっているので、明るい色の代表です。
(白が多く混ざるほど色は明るくなります)
なので、明るい色が得意な方はピンク全般が似合いやすいです。
イエベ/ブルべがあまり重要ではないイエベ春さんやブルべ夏さんは、どちらのピンクも似合ったりします。

逆に、暗い色が得意な方はどのシーズンのピンクもしっくりこない場合があります。「どれも似合わない…?」と焦るのではなく、「ピンクがしっくりこないということは、暗さが重要なタイプかも」というひとつのヒントになります。
ちなみに、暗さが重要なブルべ冬さんの場合、鮮やかなショッキングピンクはあまり得意ではないですが、深みのあるマゼンタ系であれば似合ったりします。

また、色相としては偏りがなく、イエベ/ブルべが判断しやすい色でもあります。


②黄色

…黄色はその名の通り黄みの強いカラーの代表なので、ブルーベースの方よりイエローベースの方の方が得意な傾向にあります。
イエローベースの黄色で血色が良くなり顔色がくすまなければ、ほぼイエベ確定です。

ただ、ニュートラルに近いイエベさんは黄みの強すぎる黄色が苦手な場合があるので要注意です。
(この場合はブルーベースの黄色は白くなりすぎると感じると思うので、この色での判断は一旦保留です)

また、黄色も元々明度が高い色なので、暗さが重要な方はどれもしっくりこない場合があります。
暗い色が得意なイエベ秋さんの場合、鮮やかめなマリーゴールドなどはしっくりこなくても、深みのあるマスタード系であれば似合ったりします。


③緑

…緑もどちらかというと黄みの多い色なので、イエローベースの方の方が得意な傾向にあります。
イエローベースの黄緑まで似合ったら、ほぼイエベ確定です。

ただ、ニュートラルに近いイエベさんだと、黄緑系よりもブルーベースの緑(青緑)が似合う場合があります。
ミントグリーンやピーコックグリーンなどの青緑系は、緑の中ではブルーベースに分類されますが、色全体の色相でいうとほぼニュートラルだからです。

また、暗さが重要なイエベ秋さんはブルべ冬の緑も似合ったりします。緑はブルべ冬の色でもそれなりに黄みがあるので、暗ければどちらも似合うんです。


④青

…青は黄色と反対で、青みの強い色の代表。なので、ブルーベースの方の方が得意な傾向にあります。

特に、黄みが苦手で青みが得意な方の場合、青全般が似合います。
ブルーベースの青で透明感が出てすっきりと見え、青白くならなければ、ほぼブルべ確定です。

ただ、明るさが得意なブルべさんは、水色のような明るいで青であればイエベ春もブルべ夏(冬)も似合ったりします。
ドレープの色がブルべ夏よりイエベ春の方が明るかった場合(白が多い色)、むしろイエベ春の方が似合うこともあるので要注意です。
ここでも「どっちがファーストシーズン?!」と焦るのではなく、「もしかしたら明るい色だからかな?」と仮説を立てることができます。

逆に、極端に青みが苦手な方の場合は、自分のシーズンの青でもしっくりこない場合があります。
こういう方は、ファーストもセカンドもイエローベースになる場合が多いです。


ここまでで約半分です!(これでも結構端折ってポイントだけを書いてます笑)

やや専門的な内容になってしまいますが、診断のヒントになっていますでしょうか…??

最初は難しいかもしれませんが、感覚で診断をするよりも、こういった理論から理解していた方が、断然診断が楽になります。

診断時にこういった色の特徴を織り交ぜて説明していくと、お客様も「ちゃんと色の勉強をしているカラーリストさんなんだな」と納得してくれると思います^^

読むのも大変だと思うので、続きは後半で!
お読みいただきありがとうございました。


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