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AIにWebライターの仕事を取られる?現役ライターが答えます

2023年は「AI元年」と呼ばれる年でした。

ChatGPTをはじめ様々なAIツールが登場し、Web業界に大きな変化が発生しました。

そして2024年もAIの進化は止まらず、今後はさらに発展してくのは間違いありません。

ここで問題になるのが、「AIに仕事を奪われる」ということです。

今回はWebライターの観点から、AIに仕事を奪われてしまうのかを考察していきます。

※この意見は私の個人的なものです。理解した上で記事をご覧ください。

●こんな人に見てほしい記事です。
・Webライターの方
・Webライターの仕事がAIに奪われるか心配な方

Webライターの仕事はAIに奪われる?

結論を言うと「すべては奪われない」と思います。ただ仕事は激減するでしょう。

特に減るのがSEO記事の執筆です。

皆さんは「SGE」というのを聞いたことありますか?

SGEは「Search Generative Experience」の略称で、ユーザーの質問に対して自動生成AIを用いて解答を行う機能です。

これまで対応が難しかった長文の回答内容や、おすすめの動画をプラウザで表示できます。

SGEが発達すると「●●とは?」や「おすすめ●選!」といった定番記事が簡単に表示されるようになります。

AIは膨大な記事を集約して、このような結果を出すため、元記事を書く必要があります。

そのため、SEO記事が0になることはありませんが「低品質の記事」は淘汰されると予想しています。

AIに奪われないWebライターの仕事は?

Webライターは様々な仕事があり、AIに奪われる可能性が低い物もあります。

予想するものは以下の3つです。

  1. 取材ライター

  2. コラム

  3. ファン販売

一つずつ解説していきます。

1.取材ライター

取材ライターは相手と話を行い、必要な情報を引き出し、記事をまとめます。

この仕事はAIに行えません。もちろん取材の記事構成をまとめたり、zoom取材で自動で気に音声を認識して、文字起こしをする機能が発達する可能性はあります。

ただ、最終的に取材は「人対人」でしか、補えない部分があります。

例えば、雑談が盛り上がり違う一面が見れ、取材予定と良い意味で違う情報が手に入る事や、話してる途中で、話題を変えて違う取材内容にするなどは人間にしかできません。

また物理的に現地へ行って、取材をすることはAIにできません。

この事から2023年は取材ライターが増えた傾向があります。

ただまだまだ分母は少ないので、取材ライターとしての経験を積んでおくと、将来的に役立つかもしれません。

2.コラム

AIは事実に基づく事を書くのは得意です。しかし経験則やつらい体験をしたなど「感情に訴えかける」記事は苦手です。

もちろんプロンプトをうまく使えば書けますが、まだまだ精度は低いままです。

人間は多くの悩みを持っています。すべてが「Yes or No」で解決できれば良いですが、現実は違います。

こういった時に、同じ悩みを持つ人のコラムや感情に訴えかける記事を見ると、心が癒されませんか?

感情は人間にしかない特権なので、しっかりと文章で表現できるように練習をしておきましょう。

3.ファン販売

SNSで発信力をつけ、コンテンツを販売する方法です。

これは「その人が書いた記事だからこそ価値がある」ためAIの影響を受けません。

AIにファンが付くのは、さすがにまだ早いかと思います。(将来的にAIアイドルみたいなのはできる思いますが、すぐにはできないと予想)

ファンを付けるのはライターとしてはもちろん、すべてのビジネスが有利になります。

昔は芸能人でなければ、ファンを付けるのは難しかったですが、現代はYouTubeやインスタグラムを活用すれば一般人でもファンを付けることは可能です。

ライターの仕事はなくならない!

結論をまとめると「ライターの仕事はなくならない!ただSEO記事だけではなく、様々な領域に挑戦しよう!」ということです。

仕事の幅が広がると、AIに仕事を奪われずライターを続けられます。

逆に言うと、勉強を辞め現状維持のままだと、いつか仕事はなくなります。

一歩でも前に進み、ライターとしての能力を高めていきましょう!

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