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朝のバス、1番後ろの特等席

今日は人生の先輩と朝活の日

私は朝の澄んだ空気を吸い、音楽に浸りながらバスを待つ。

バスは基本的に時間通りに来る事はなくいつも数分遅れてくる。慣れたものだ。

バスが来た

社会人になりモバイルスイカに変えたスマホをタッチし、片目で残高を確認。すぐに空席を探す。

視界には普段座ることのない1番後ろの角席が目に入った。

真っ先に向かいひと段落。

バスは動き始め私は音楽をバスの中が合うものに変える。ゆったりとしたJ-POPなんかが合うような。

音楽を変えた後ふと顔をあげる。

そこには静まり返った空間が。

だからこそ強く感じる
バスの走行音、換気用に開けてある開口部から吹き込む少し冷たい風、揺れる吊り革、差し込む朝日

どれも心地よい。

早朝、私は1番後ろの特等席から瞬間を満喫していた。

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