君もそんなふうに思っていてくれたかな

本屋さんでたまたま見つけたこの本。
犬派だということ、かわいらしい雰囲気で衝動買い。

全編通して犬たちの視点で日常が描かれている感じ。
さらっと読めます。

個人的に一番ぐっと来たのは、お兄ちゃんの帰りを待つ犬。
お兄ちゃんが帰ってきた(おそらく帰省)のがうれしくてたまらなくて、べったり。

私も実家に犬がいた。
去年この世を去ってしまったけれど。
中学生の時にうちに来て、私は大学から実家を離れたので一緒に住んだのはたった数年。彼の一生の3分の1くらい。
それでも帰省すると毎回毎回大歓迎してくれて、帰宅直後はしばらくべったり。
実家を出る時は毎回何かを察したかのように怒っていた。

もう最後かも、と帰った日。
立ち上がるだけでふらふらしてたのに、おやつを一生懸命食べてくれた。
帰ったことでちょっとは元気出てくれたのかな。

そんなことを思った先日でした。

ちなみに実家の犬が一番好きだったのは父です。わたしではない。

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