見出し画像

プロが作る「さどごはん」定食

GW中の事になりますが、島内の「さどごはん」を出すお店へ行ってきました。

此方⬇️は佐渡市役所などで販売している「さどごはん」のレシピ本です。私も幾つか作っています。


食事に行ったのはこちら、週に一度、月曜日だけ営業しているお店「うんすけ」さんです。

お食事は、千五百円の「さどごはん定食」のみで要予約です。
毎週内容が変わります。

ワクワクして待っていると…

来ました❣️

器を見るにも楽しいです

ここに来るのは二度目ですが、相変わらず豪華です。

和木産 紅鮭 刺身

左側の漬けにはとろろと合わせて召し上がれ、という事でした。

和木港、ご存知ですよ…ね?と言われましたが、私達は二人とも存じませんでした。まだまだ佐渡の人間にはなれていませんね。

鮭のお刺身がこんなに美味しいなんて、知らなかった😲


戸地産 あらめごぼう巻き

あらめは海藻の一種です。

あらめは太平洋沿岸に広く分布している褐藻綱コンブ目コンブ科に属している海藻で、長さは20㎝程、大きなものでは1mほどにも成長します。大きく分けると昆布と同じ仲間になりますが、わかめのように葉の部分が枝分かれしている見た目が特徴です。

DELISHKITCHEN 「あらめとは?ひじきとの違いについても解説」より
 
写真はボケてしまっていますが、丁寧に巻かれています

恥ずかしながら、戸地、という地名も存じませんでした。
地図を広げて色々勉強しないと、ですね。

家人のごぼう巻きがのっていたお皿


薄揚げ含め煮

これは私も作った事があります。

私は薄くスライスしましたが、お店のはごろっと半分に切っていますね。
食べ応えがありました。

出汁によってかなり味が変わりますね。
私はいつも鯖と鰹の出汁をひいて調理しているので、これを佐渡のアゴ出汁にしたら他の料理も多分違うものになるかと。どちらがいい、という事ではなく、これは好みの問題でしょうね。

コゴミ、春菊、苺のクリームチーズ和え

昭和なガラスの食器に供されてきました。
私達が今住んでいる家にも、似たようなものがたくさんあり。
聞いてみると、やはり「蔵から出てきた」とのことでした。
佐渡あるある、ですね。

山菜もクリームチーズで味をまとめるのもアリ、ですね

自家製らっきょう

もし瓶で売っていたら、纏めて購入させて頂いたと思います。
市販のらっきょうをあまり美味しいと思って食べた事は無かったですが、これだったら毎晩ちょっとずつ、頂けると嬉しいですね。

ツンツンこない、自然な美味しさ


山菜ごはん 北松ヶ崎産(コシヒカリ)

北松ヶ崎は、こちら、「うんすけ」さんのある辺りの地名です。

はい、もちろんおかわりしましたよ。採れたてタケノコや人参の他にコゴミなどの山菜が盛り沢山で。贅沢ごはんでした。

美味しいものの前でカロリーの話をしてはいけません🤫

ご飯は2種類作って下さっていて、2種類共お膳にのっていました。
山菜ごはんと三分付きのごはん。もちろん二種類とも無農薬。

おかわり自由です。
両方ともおかわりをお願いした時に量を聞かれましたが
「(少なめではなく)普通の量でお願いします」
と言うとちょっと驚かれましたが、喜んで持ってきて下さいました。

言い訳のようになりますが、この日のランチを11時に予約していて、早朝から10時過ぎまで野良仕事をしていたので、幾らでも食べられる状態の私達でした。
健康的だ、ということにしておいて下さいね😉

ジャガイモのお味噌汁も贅沢具沢山でした

食事の後、店主の叔父様が蔵を整理した時に出て来た屏風を見せて下さいました。

剥げ落ちた部分などもなく、立派なお品で眼福でした。
昔は自宅で宴会なども普通にしていたと思うので、そういった時に使ったのでしょうね。

実は去年、私もよく似た屏風を親戚から頂きました。佐渡文化なのかもしれません。


昔の木型も

お祝いの時には綺麗なお菓子を作ったのでしょうね

お酒をたくさん入れたであろう、こんなものも。
多分並々入っていたら私には持てませんね。

家人が持ってこの大きさ

4月5日に佐渡に渡ってから全く外食していなかった事もあり、本当にホッとする贅沢な時間でした。
それにしてもこの「さどごはん定食」が税込二千円とは。

毎週月曜日 朝から午後2時迄しか営業していないので、今度は月曜日が祝日な7月かな、と家人と話しながら帰宅しました。

この記事が参加している募集

#私のイチオシ

50,640件

#新生活をたのしく

47,063件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?