料理人への道(7)
そこからはバイトの日々。とにかくお金を貯めて学校に行きたい。
それ一心だった。
今となったら直接店に入る方法もあったなと思うが
サラリーマン家庭ニュータウン育ち。
コネもつてもない19歳が思いつく方法は
調理師学校にいく。それだけだった。
この頃にはティラミスとパスタの想い出から
イタリア料理をやると決めていたので
1年バイトで貯めたお金で辻調理師学校の西洋料理専門カレッジという
ところに入った。
カリキュラムは料理ばっかり。
食べたことない料理を作れるよろこび。
テレビでみ