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料理人への道(6)

高校生になったわたし。
裁縫や工作、物を作るのが好きだった。
そして相変わらず料理はやっていて
いかと大根の炊いたの、かぼちゃの煮物、豚汁、きんぴらごぼう
グラタン、キャベツとアンチョビのパスタ、タピオカココナッツミルク
が得意料理。
そろそろ将来のことを考えていく時期で
たくさん作っても
あとに残らない料理の仕事は儚くていいなあとおもった。
調理師学校に行きたかったのだけど
まあまあな進学校に通っていたこともあって
なんとなく流され京都の大学に入学。

大学生になってみたけどどうもぬるい環境に馴染めず
アルバイトに精を出す日々。パスタ屋さんの厨房の仕事だった。
サラダやアイスの盛り付けからはじまり、
揚げ場にうつりその次はピザを焼くようになり
憶えたらパスタを作るようになった。
やっぱり料理おもしろい。
と思うにつれもっと料理を勉強したくなった。
再び調理師学校に行きたいという思いが起こったのは大学入学から3ヶ月後。
半年目には退学を自分の中で決めた。
父は厳しい人で普通に話をするのも怖かったのだけど
この時の猛烈な怒りは今思い出すだけでもおそろしい。
それでもどうしても料理の勉強がしたくて
そのまま大学に通うことはできないなと
1年終えたところで中退した。


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