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東田直樹氏が文字盤で話す理由 その2

前回

検索してみてください。
常に母親が右側にいるんです。
NHKのシリーズではいつもダイニングテーブルに座ります。
そんでインタビューする人はなぜか対面席。

講演でもそうです。
必ず膝元が隠れるテーブルを使っています。
そして母親の左手はテーブルの下にあります。

これなんか肘触ってますね。そして文字盤拡大で観衆の意識をスクリーンに持っていくと。ちなみに理事長は結構ツッコミ入れています。

この角川のサイト、精神科医の山登敬之先生との対談も同じスタイルです。

これなんかお母さんの方に椅子が傾いちゃっている。
ビデオや他の写真を見ても、彼は右ひざを開いて座るクセが見受けられます。
そんでわざとお母さんが映らないような写真を撮る。

というわけで、先に種明かしします。

ファシリテイテッド・コミュニケーション(FC)の上級者なのと、メディアがグルで隠しているのとで、私は直接見る事ができませんが、実は個人のサイトで見えちゃっているのがあります。ここには貼れませんけど。

あの英語版作ったイギリス人作家の家でのインタビュービデオでもでちょっと見えるんですよ。暗いんですが、明度上げると見える。

NHKのシリーズでも一瞬、お母さんの手が腿の上にあるのを見る事ができるんですよ。「自閉症の君が教えてくれた事」でダイニングテーブルが横から見えます。ディレクターの闘病の話の手前あたりだったかな。

ほんとに一瞬。1秒なんですけれど。私、ちゃんとその映像も拡大、解析しているんです。そこまでやったんです。そしてアメリカのFC反対団体と情報を共有しています。

見えなくても、ドキュメンタリー中、あの母親はいい歳した息子の腿をよく触ります。肘や肩もです。

これはね。普通無いです。

お母さんがたどう思います?
しかも女の子じゃなくて、ひげ生えた息子っすよ。

そりゃうちの子も知的障害が重いので、最近までこんな感じで付き合ってたけどさ。

イミフすぎて楽しい子

ああいうのは無い!

そんで今は思春期だから上の絵のも無い!普通に母ちゃんから距離置き始めてる。うちは定型の子もいるけれど同じ。
普通そんなもんでしょ?

しかも東田さんは知能高い設定だよ?

アラサーの真横に母ちゃん。無いわ~。47歳の私でさえ、自分の母があの位置にいたら「近すぎ!」ってなる。笑

どうしてなのか。

ファシリテイテッド・コミュニケーション(FC)をやらせるのに培ってきた関係だからです。

突然ですが、東田さんのお母さんをここで少しだけ擁護します。

実はね。元々はFCを隠していなかったんです。

堂々とやってたの。

このアメリカのFC推奨団体が作った「ドキュメンタリー」映画(2011)に出ているんです。

この頃は母親が背中(?)を触るスタイルだったんですね。
上のリンクで写真が見られます。

私にとってはNHKが意図的に隠している事の方が一番問題です。


直樹さんやこの映画に出ている自閉症者はもちろん何も悪い事していません。

この映画はユーチューブに映像がたくさん上がっていますし、オフィシャルサイトもあるので、部分的に観る事ができます。
人によって体に触れる部位やテクニック(服を掴むなど)は違いますが、必ず介助者が隣にいます。
東田さんによく似ているテクニックなのは、スリランカのChandima Rajapatiranaさんです。
膝や腿の横を触って操るスタイルです。

この映画は誰によって作られたものなのか?

ここで、さらに深い繋がりが見えてきます。
次もお楽しみに。

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