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「ボーはおそれている」
不愉快 ☆☆★★★
喪失感 ☆★★★★
虚無感 ☆☆★★★
監督 ★★★★★
私が映画史上最も敬愛するアリアスターが監督、脚本、原案を務めた長編映画。3作品目にしてホアキン・フェニックスとA24の最悪のタッグが実現した大出世作。
強迫性障害を患う男性ボーと毒親の共依存を描いた不条理ハートフルコメディ胸糞ホラーです。(強迫観念から来るであろう)妄想と現の曖昧な境界線の綱渡りをしながらボーの恐怖
「縞模様のパジャマの少年」
総評 ☆★★★★
舞台は第二次世界大戦中のドイツ。ナチス党員の父とその家族の話です。
父の昇進を機にベルリンから郊外に引っ越した一家。その近くには農場があり、縞模様のパジャマのような服を着た人たちが働いていました。息子のブルーノは母親に「農場の子供と仲良くなりたい」と頼みますが、「あそこには近づいちゃダメ」と農場に行くことすら禁止されます。
ある日家族や家政婦の目を盗んで農場に侵入したブ
「アングスト/不安」
ストーリー ☆☆☆☆★
斬新さ ☆☆★★★
異常さ ★★★★★
総評 ☆☆☆★★
1980年にオーストラリアで起きた一家惨殺事件のわずか3年後、この事件の映画化が発表されます。公開1週間ほどでオーストリアでは打ち切り、ヨーロッパでは上映禁止、ドイツではビデオの販売すらも禁止。日本でもその時代の情勢も相まって上映叶わなかった上に、監督自身も莫大な負債を抱えることになった超問題作ですが
「グッドナイトマミー」
ストーリー ☆☆★★★
鬱 ☆☆☆★★
グロ ☆☆☆★★
世界観 ★★★★★
総評 ☆☆★★★
不気味な母親とその息子2人のお話。周りが自然に囲まれている豪邸に住む3人ですが、母親は何故かいつも顔一面に包帯を巻いており、息子達の衣食住や遊びに厳しく決まり事を設けます。子供達はそんな母親と暮らしていくうちに「本当のママじゃない、別人と入れ替わっている」と疑い始めま