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【番外編】アルコール消毒がなくても全く問題なし~次亜塩素酸水を自作する

私も社会のために何か情報をということで。。。コロナウイルス騒ぎが絶好調な日本ですが、マスクの次はアルコール消毒液が不足するという事態。しかしながら、ミルトンがあればアルコール消毒液はすぐ(自己責任で!)代用できます。

(6月28日:追記) 経済産業省は手指消毒としての次亜塩素酸水の効用を適用としました。

ちなみに次亜塩素酸Naがコロナウイルスに有用なのは厚生労働省のお墨付きです。

細かい話にはなるんですが、厚生労働省の見解によると、

・手指の消毒はアルコール
・物の消毒には次亜塩素酸Na

を使うといいよという見解。

(5/15追記)次亜塩素酸水で新型コロナ不活化を確認~北海道大学とエナジック社が実証

私は本職が医療系なので、消毒に関しては毎日考える話題です。もとより私はアルコールよりも次亜塩素酸の方が消毒できる種類が広いので、普段から使っています。

もとより、次亜塩素酸は手指消毒に使うと手が荒れるので、Ph調整されている次亜塩素酸水は濃度を守れば手指消毒に使えます。

結局の所、アルコール消毒液ってインフルエンザウイルスやノロウイルスに効かないんです。しかしながら次亜塩素酸なら全部効きます。なので次亜塩素酸系を愛用しているというわけです。

以上の理由から、私は次亜塩素酸水を使っていました。


手っ取り早い既製品はこちら


次亜塩素酸水

小さいサイズのものが最近は在庫切れになることも多くなりました。

200ppmの濃度で20Lの大容量です。みんなでシェアできるのであれば大容量のほうがお買い得の場合があります(濃度と量による)。

1000ppmの高濃度の物も出てきました。薄めることをお忘れにならないようにしてください。


粉末タイプもあります。これはお手軽でいいですね。すぐに作れます。劣化しやすい次亜塩素酸水のことを考えると、使う分だけ作るのが良いです。

しかしながら、まだ高いので、工夫を行います。


自分で次亜塩素酸水を作る

他の人のブログを見まして、その通りに作ることにしています。薬局にあるピューラックスやミルトンがあれば作れます。

この通りに作ると、ほぼ無限に消毒液が作れます。

人の肌に触れる部分に使う濃度は50~80ppmまで薄める必要がありますので、ご留意ください。

私は50ppmで作って加湿器にも使っています。超音波加湿器は加湿器自体に細菌が繁殖してしまい、ぬるぬるしてしまうのですが、50ppmの次亜塩素酸効果で、いつもきれいです。消臭効果もあるので、作る手間がかかりはしますが、いいことばかりです。食品に使うのもこの辺の濃度です。


材料

これと炭酸水で作れます。薬局でも売っていますので、その方が安いかもしれません。

注意点といえば、鮮度が落ちやすいです。ただでさえ塩素濃度が落ちやすい塩素系溶液が、炭酸のような酸性の液体と中和することでさらに濃度が低下しやすくなります。とはいっても1か月くらいは持つようなので、できるだけ1週間~2週間で使うようにしています。

私は正確に作りたかったので、Ph測定器と水質・残留塩素測定器も持っています。

紙のタイプはこちら↓


自作ウエットティッシュ​

私は作った溶液をキッチンペーパーや紙ウエスにしみこませてジップロックで持ち歩きをしています。

確かにアルコールはすぐ乾くので使い勝手は良いですが、次亜塩素酸は効用範囲が広いので、安心できます。


次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は全然違うので注意

最後に一応注意なんですけど、次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は違うものです。間違えても次亜塩素酸ナトリウムを手に触れる用途に使わないでくださいね!


次亜塩素酸水は劣化するので

作りすぎないほうがいいです。1~2週間で使い切って新しく作るといいと思います。保存は遮光容器を利用してください。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!また記事をアップしてゆこうと思います。皆さんの何かの参考になりますように!



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