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念願のバリスタの仕事をゲット

ウェールズに戻り、再度出発点に戻り仕事を探し始めましたがなかなか思うようにはいきませんでした。住んでいるところはとても気に入っているのですが小さな町なのでカフェがあっても3個あるかないか、あとはパブといった感じです。募集もその時はしておらず2か月ほどはニートでした。オンラインでできる仕事も探しましたが条件が合わなかったりハイブリットが多く見つかりませんでした。

年が明けた一月、隣町の教会のカフェで募集を見つけました。だいたいでバスで40分くらいです。応募するとすぐに連絡が来て、面接をしたいとのことでした。面接はかなり大きな会議室で、四人くらいの担当者と面接を行いました。カフェのバイトにこんなにと思いましたがあと後調べたらかなり大きな有名な教会で一つ一つがきちんとしているようです。
それでも面接はかなりゆったりした感じでリラックスして挑むことができました。担当者さんの人それぞれ優しく、なぜこの田舎のウェールズに?という雑談までw
面接の結果は数日後メールで通知され無事通過しました。バリスタの経験があるかと聞かれましたがなくてもトレーニングをしていけば問題ないよ、ととてもサポート的でした。

出勤初日は見様見真似で接客やコーヒーを作っていきました。この教会が運営しているカフェは二つあり、一つは比較的新しく町にあり、もう一つが古くからる教会に直結しているカフェでした。シフトによって今日はどっちのカフェで働くかが決まりました。教会の方はフードサービスも行っているのでこちらの方が時間帯によってはかなり混んできます。

私は基本的にはレジをやりながらコーヒーを作り、その日人数がいればローテションでコーヒーマシン、レジ、サービングとやっていきます。コーヒーの基本的な作り方は教わりつつあとは何度も何度も作り、時には動画を見て学んでいきました。一か月もしないうちにだいたいきちんとしてコーヒーが作れるようになってきたと思います。また私が入ったタイミングで人が抜けたこともありメインのバリスタは私になりそれもある意味私にとってはいい機会でありどんどん自信がついていきました。

同僚の人は私以外男性でしたが皆かなりレイバックで優しくほんとに働きやすかったです。また毎度おいしい賄を作ってくれるのでそれが一つの楽しみでした。
ちょうど7か月ほど働いた頃残念ながらそのカフェは閉めることになってしまい辞めることに。観光シーズンはかなりの利益を作れるのですが観光シーズンが終わるにつれて本当に静かになるので毎年それがかなりの課題だったようです。そして今年閉めることに。通常こういった観光地はクリスマス以降は閉店し2月あたりに再開するというところもあります。現在働いている職場がまさにそのケースです。

職場に皇太子と皇太子妃が来た話


カフェがちょうど閉まる一週間前の話です。ちょうどその日はエリザベス女王が亡くなってから一念経った日でした。そのために今回ウェールズにあるチャペルにて式典を行うというものでした。
実際には直接サービスはしませんでしたがチャペル校内の庭にてリフレッシュメントが行われている際ティーやコーヒー、お菓子のサービングの担当をしていました。教会関係者とお話しされている姿を1メートルくらいの距離から見守っている感じでした。同僚はRoyalのビッグファンではないといつつカメラでパシャパシャと写真を撮っていましたwなかなかお目にかかれる人物ではないのでラッキーだったなと。とにかくケイト王妃は身長が高く、綺麗でした。実物はやっぱり違いますね。

同僚が撮った写真

現在の職場

今もバリスタ兼バーテンダーとして働いています。ホテルとレストランカフェ(お酒も提供)が隣接している場所です。元職場から歩いてすぐの場所で観光地としては変わらず、夏季はかなり混みます。元職場とはスタイルが違い、またお酒も提供するのでやることが多いですが楽しく働いています。また定期的にファンクション(団体のブッフェやパーティー)などがあるのでそれの準備やサービングも行います。ここの職場は私を含め外国人が多いのでかなりインターナショナルで面白いです。ちなみに従業員は特典としてフードをシフト中であれば半額、シフト外であれば20%オフで食べることができます。基本は自宅から簡単に軽食を持ってくる様にしていますがシフト中フレッシュな料理を見ると誘惑に負けることも。元値段は決して安くはないので本当にたまにですね。

ではでは、
Cheers, 


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