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筋トレもあがり症も同じ【トレーニングを効かせる方法】

自己変革に必要な意識の持ち方

女性のボディビルダーさんのコンテスト動画をたまたま目にしました。
皆さん、バッキバキに仕上がった身体を、ポージングとともに華やかにステージで披露されてました。
「あの身体をつくるために並々ならぬ努力をされてきたんだろうな」と思うと尊敬の念と感動が湧き、食い入るように最後まで見てしまいました。

筋トレをしている人からよく聞くのは、「筋肉は意識しないと育たない」ということ。
なかやまきんに君がやっているみたいに、自分の筋肉に話しかけることで、同じトレーニングでも結果に大きな差が出てくるのだそうです。
話しかける以外にも、見たり触ったりすることも良いのだとか。

昔、ダンスのためジムに通っていた時、筋トレコーナーあたりの大きな鏡の前で、自分の筋肉に見入っている人たちが謎でちょっと怖かったんですけど、ちゃんとした理由があったのですね。

トレーニング時に大事なこと

そんなふうに、トレーニングを行うときにしっかりと意識をすること。これを筋トレの世界では「意識性の原則」と呼ぶそうです。
何も考えずに言われたことをそのまま行うのではなく、実践しているトレーニングの意味や効果を理解することで、トレーニングの効果をさらにアップさせることができるのだそうです。

身体を鍛えるトレーニングだけではなく、私の専門である「あがり症克服トレーニング」にも同じことが言えます。

例えば、私の推奨しているトレーニングの中に、本番で大成功した絵を描いて、それを「大成功!嬉しい!」と強く感じながら笑顔で見るというものがあります。
何度も(架空の)成功を強く喜ぶことで、「本番は楽しいところなんだ」と脳に刷り込み、本番を想像しただけで嬉しい気持ちが反射的に出るようにするトレーニングです。

「ダンベルを10回上げ下げしましょう」と言われて「はいはい、10回言われた通りやれば力こぶが出来るのね」という気持ちでやっても効果が出にくいのと同じで、「絵を見て喜べば克服できるのね」という受け身的な気持ちではやはり効果は薄いです。

「今、ここを鍛えているぞー!負荷かけてるぞー」と意識してダンベルを上げ下げするように、「本番を想像したら自然とワクワクするように反射をつけるぞ~!」と絵を見て強~く喜ぶトレーニングをすることが大事なのです。

ホテルの部屋の清掃を仕事にしている人が、なんとなく仕事に取り組んでいる時は変化がなかったのに、「清掃はものすごくカロリーを消費する!この仕事はダイエットになる!」と意識し始めたとたんにスルスルと痩せるという話も聞いたことがあります。

やっていることは同じように見えても、その取り組み方、意識の仕方で効果が違ってくる。面白いですね!筋トレ、ダイエット、あがり症克服以外にもいろいろなことに使えそう。

あなたは何にどんなふうに意識して臨みますか?

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