子供達に風邪薬を与える代わりに。

私の病院嫌い、薬嫌いは周知の通りで。

当然、生まれたてほやほやのピカピカな小さな赤ちゃんにも、
よっぽどのことがない限り薬を与えるのは控えたくて。

幸い、薬を必要とすることなく、元気に子供達育っております。(Touch wood!)
とはいえ、風邪はひきます。
コロナもインフルエンザも漏れなくかかりました。

薬は本当に必要か必要じゃないか見極めることが大事だと思うのですが、
私の場合、何が原因で何の為に起きている症状なのか、自分の免疫で治せる病気なのかどうかを基準に、判断しています。
中にはケミカルのお薬に頼らざるを得ない病気もありますが、大抵の病気は自分で治癒できると私は信じています。
例えば風邪の時の辛い症状は、体が自分で一生懸命治そうとしている時の反応ですから。鼻水も、咳も、高熱も、全て体が頑張って戦っている証。
（よっぽど辛い時は除き）いわゆる風邪薬や熱冷ましで症状を止める、すなわち強制的に戦いを止める、するとどうなるのでしょうか？体がそれに慣れてしまうと、戦わなくてもいい体、戦えない体になっていくんじゃないかなぁと思うのです。
野生で生きる動物や雑草が強いように、私達人間も外敵と戦える体でいるには、あまり甘やかしてはいけないと思うのです。

余談ですが、（コロナで世の中がピリピリしていた時は除き）私は基本的に子供達が外の地べたでゴロゴロしたり、砂まみれ泥まみれの手を口に入れたり、地面に落としたものを拾って食べたり、見ず知らずの色んな人に抱っこされたり、みんながギャーーーーーとなるようなことを、率先してさせます。小さいうちに色んな菌に触れて、腸内の菌を増やすことが子供の健康や免疫力に影響する、と言われているからです。

先日ムスメが４歳を目前に初めて高熱を出しました。初めての高熱でぐったりしてて、さすがの私もアタフタしてしまい病院へ連れて行きました。結果インフルエンザ。タミフルと解熱剤を出されましたが、医者に「これ飲まなかったらどうなりますか？」と尋ねたところ、「飲まなくてもそのうち熱が下がって治りますよ。タミフルは菌の増殖を抑えるもので、飲まないのと比べて熱が１日２日早く下がる程度です。」とのこと。
それで安心していつもの家庭療法を施したら、高熱でぐったりしてるのが２日、気怠いメローな感じが１日、計３日ほどで復活しました。

昨年アメリカで私含め全員コロナにかかった時も同じ。
まず私がちょっと調子悪いなと思いセルフ検査したら見事陽性。
ついでに検査したムスコもまさかの陽性。
そして翌日にはムスメも陽性。
全員症状はマイルドで、私は節々の痛みと倦怠感、子供達は微熱と下痢。
特に病院にかかるわけでもなく、陰性になるまでセルフ隔離。
いつもの家庭療法で３日ほどで元気になり、日々無駄にセルフ検査をしながら陰性に変わるのを今か今かと待っていたものです。

さて、我が家で施している家庭療法と心得。
といっても、原始的な、シンプルなことばかりです。