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Sales Labの「チームビルディング研修」の様子をお届けします!

こんにちは。Sales Lab 人事広報グループの西村です。

今回は、昨年カスタマーサクセスグループ内で行った「チームビルディング研修」についてご紹介します。

※本研修はコロナウイルス流行状況を鑑み、検査陽性者数が減少傾向であった昨年末に開催いたしました。 
マスク着用、アルコール消毒、定期的な換気、事前の体調確認を行ったうえで実施しております。


研修を行った背景

私たちSales Labは、「Sales Lab Culture」という5つの行動指針を掲げ、お客様の期待にチームで応えることを大切にしています。

① お客様の期待に応える
② 自己成長を常に考える
③ 仲間を大切にする
④ ポジティブな考えを持つ
⑤ 組織貢献を考えられる

ワークスタイルとしては、コロナウイルス流行以前より場所にとらわれない働き方を推奨しており、基本的にはフルリモートの在宅勤務です。在宅勤務でも困ったことがあれば同僚や上司にすぐに確認できる風土・ツール環境も整っていますが、一方で担当するプロジェクトが違うと横の交流機会があまりなかったり、入社から一度もオフラインで会ったことのないメンバーもいたりという状況でした。

そこで、RelationShift株式会社様にご協力いただき、「チームビルディング研修」を実施することとなりました。


実施内容①~チームビルディングとは?~

まず導入部分で、一日を通して心がけるコミュニケーションの姿勢を共有しました。その後、座学形式で「チームとは何か?」「チームビルディングとは何か?」という定義の部分や、「時代背景をもとに企業に求められる人材とコミュニケーションの関係」を学びました。

・なぜチームビルディングが必要なのか??

時代変遷とコミュニケーション

” この30年で大きく変化した環境があります ”

講師からこの問題が出されましたが、皆さんは何かわかりますか?

それは、「情報」だそうです。

技術の進歩や環境の変化とともに、営業スタイルにも変化がありました、
高度成長期では、需要が供給を大きく上回り、作れば売れる状態でした。しかしだんだんと安定成長期(需要=供給)、経済停滞期(需要<供給)につれ、製品志向・販売志向と変化していき、いわゆる「電話をひたすらかける」「飛び込み営業〇件するまで帰れない!」といった体育会系の営業手法がとられていました。

現在はITをはじめとする技術が発達したことで、顧客は営業と接点を持たなくても多くの情報を知ることができます。「VUCA時代」と呼ばれ、変化のスピードが速く・価値観が多様化・競合製品も多くあるなかでお客様に選ばれるためには、ユーザーのニーズをとらえた製品作りに重点が置かれるようになりましたが、個人プレーでは方向性を導き出すことに限界があるため、しっかりと議論して方向性を決定できる組織づくりが必要とされています。

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実施内容②~チーム力を上げるには?~

更にコミュニケーションの質を高めるため、普段改まって話題に取り上げないような「Sales Labに入社した理由は?」「働く理由は?」「現在の個人の課題・チームの課題は?」といった質問の受け答えを行いました。(このプロセスでは価値観や考え方の前提部分の共有を通し、心理的安全性を高めることが期待されます)

コミュニケーションのルール

チームビルディングの段階

心理的安全性


実施内容③~ゲーミフィケーション~


コミュニケーションに関するゲームを2つ(ほめげー・対話するトランプ)行いました。「ほめゲー」というゲームでは、話し手はお題に沿ってこれまでのエピソードを話し、聞き手はエピソードに対し「ほめる」という手段でフィードバックを行い、最終的に話し手が一番よかった「ほめてくれた人」にポイントをつけていきます。普段、「具体的に言葉に出して相手を褒める」という行動はあまりないことのように感じられますが、ゲームという設定をすることで、楽しみながらもお互いの本音や自分では気づかない自分のいいところについて話すことができました。

※参考URL
ほめげーって?(引用:信州コアプロジェクト)

ゲーミフィケーション

ゲーミフィケーション2


実施内容④~目標達成ゲーム営業ロープレ~

研修の集大成として、3つのチームに分かれ対抗戦で営業のロープレを行いました。
お題はこちらです。

・立場:住宅リフォームの営業マン(チーム代表者)
・シーン:ショールームへ来店したお客様(講師)と初回面談
・ゴール:お客様のニーズを引き出し、現場調査のアポイントを獲得する
・制限時間は7分、事前の戦略はチームで考える
 途中1回だけチームの作戦会議ができる(1分)
・設定:来店した顧客は40代男性
    価格勝負はできない(他社より高い)
    顧客が話していないニーズを引き出すこと
    最初の一言は「キッチンが狭くて広くしたいんですよね」


チームで最初にヒアリング事項や会話シナリオを作成し、代表者1名がお客様役(講師)とロープレをし、大変白熱した戦いとなりました!質問の仕方が少し違うだけで得られる情報が変わったり、お客様の性格の裏設定でクロージングの仕方も提案寄りになってしまうと許諾をいただけなかったり…。最後に点数発表がされたときはとても盛り上がっていました。

講師からのフィードバック/社員の感想

今回、ご協力いただいたRelationShift株式会社様からは、次の総評をいただきました。

営業での失注理由や社内でいえば離職に繋がる原因は「仮説建てにハマってしまうこと」や「この人はきっとこうなんだろう」という思い込みで相手の話が聞けないことだといわれます。今回の研修ではそのことについて直接触れていませんでしたが、「今日を振り返り様々なワークを通して”わからないが正解なのかもしれない”と思った」と発言されているメンバーがいらっしゃり、エッセンスをとらえているこの気づきは素晴らしかったです。
全体所感としては、自己開示に対する抵抗が少なく信頼関係を気付く素養を感じられましたので、今後さらに仕組みの深化を行えれば、ナレッジ共有を通した顧客の信頼関係の深化、結果の質向上に繋がりやすいのではないでしょうか。


社員からは、下記のような感想がありました。

・チームビルディングという言葉は知っていたが、世の中の変化とあわせて学ぶことで必要性を深く理解できた
・職種や会社を選んだ理由・働く理由など回答が、お互いに価値観が似たメンバーが多いと感じた
・ロープレでは、自分自身がお客様の話を聞くというより、こちら側の提案ばかりしてしまっていた癖に気づけた
・一度も会ったことも話したこともないメンバーがいたので、全員と積極的に話そうと思っていた。楽しかったです!


終わりに

いかがでしたでしょうか?
今回は「チームビルディング研修」をご紹介させていただきました。弊社では普段からメンバー同士が和気あいあいとして仕事をしているので、仲の良さが伝わっていれば良いなと思います!

次回もお楽しみに!

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