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【5分でわかる】起業アイデアの考え方、気付き方~科学的に理解できるマインドセットの重要性

※後で読み返せるようにスキをしておくことをおすすめします。

「スモールビジネスのオーナーになって悠々自適な生活がしたいよぉ!」とドラえもんに泣きつきたいのび太君がこの世に多いことは分かってます。

ただ、現実をみてみるとあなたが想像する悠々自適生活に至るまでにはいくつも壁がありますよ。

最初に立ちはだかる壁が「欲望の壁」
「労働を少なくして生活したいよー」という欲望を抱けるか。超ホワイト企業に勤めていて現状に不満がない人はこの壁の存在に気付くことすらなく一生を終えます。この壁に気付く必要はなく、とても恵まれた人生を送れて幸せです。

その次に訪れるのが「知識の壁」
欲望はあるけど、知識がないからどうすれば時間に余裕を持った生活ができるのか分からない。そもそも労働を換金するのではなくレバレッジポイントを意識した事業という”知識”があるか?

知識の壁は上の記事を読めば簡単に超えられる。腰くらいの高さの壁。ちょろい。スモールビジネスではなくIPO目指したほうが良いかも!って人もいるけど下の記事読んで対策できるから問題無し。

問題なのが3つ目の壁。「あ、楽して生きていきたいわ。」という欲望に気付き、スモールビジネスなどの事業オーナーになれば良いことが理解できた人の目の前に現れる「アイデアの壁」

「えっと、スモールビジネスオーナーになれば良いかもってのは分かったんですが、何の事業をやれば良いですかね?」って状態。これが人によっては中々超えられない壁になる。

調子に乗って「ぼくのかんがえた さいきょうの すもぉるびじねすあいであ」で壁を越えたけどその先にあったのは地獄だった…的な話は良く聞きます。

単に事業アイデア・起業アイデアを思いつくだけならだれでもできます。大事なのは「ビジネスとして成立するアイデアなの?」という観点。

前置きは長くなりましたが、今回はこの「アイデアの壁」を超えるための事業アイデアへの気付き方について、スモールビジネス大全で紹介してきたケーススタディの例を出しながら解説していこうかと思います。

あれ、以前も起業したいけどアイデアがない人向けに記事書いてなかったけ?

いや貴様、私の大ファンかよ。ありがとう。

確かに「起業したいけどアイデアがない人のスモールビジネスのつくり方」という記事を書きました。その中で、「良い事業の条件」とか「探し方」について書いたのですがまだまだ書きたいことがあるので今回執筆してます。

今この記事を書いている時点では購読者じゃなくても全文読めるので、購読者限定にされる前に読んでおくのがおすすめです。

起業したいけどアイデアがない人のためのスモールビジネスの作り方について

起業アイデアがない人のための記事との違い

重複部分が多かったらクソ詰まんない記事になるので、限りなく重複がゼロになるように執筆しました。

今回の記事はスモールビジネス大全で紹介したケーススタディの事業アイデア・企業アイデアへの気付き方を紹介し、そこから抽象的・汎用的な整理をしていこうかなと。

前回の記事よりも、事業アイデア・起業アイデアへの気付き方を抽象的に整理するので面白いよ(じーがーじーさーん)。

これまで紹介したケーススタディ

110記事公開してるからね。意外に結構書いてるのよ。

これまで、ケーススタディや汎用的記事や書評記事など含めビジネスに役立つ記事を110記事も公開してきました。そのうち、ケーススタディを含むのが61本(セルフカウント)。

これだけあれば、ある程度分類したって文句は言われないでしょうよ。

とはいえ、61本のケースすべてが独立起業ケーススタディというわけではないですし一つ一つ紹介しながら「これはこういう分類ですねー」なんてしてたらキリがありません。

ここは偉大なる3分クッキング方式を使って、「分類したものがこちらにあります。」を使いましょう。

便利。偉大。

起業アイデアへの気付き方の分類

ざっくり分けると”正の気付き”・”負の気付き”の二つに分類されます。正はうまく行ったこと得意な事好きな事などポジティブな体験がきっかけで気付くことを指します。

後述しますが、落とし穴が存在するのが正の気付き。

負の方は不平・不満・不安・不信・苛立ちなどネガティブな感情、体験がきっかけで気付くこと。正の気付きと比較すると、ネガティブなきっかけで思いついた事業・起業アイデアの方が上手くいく確率が高いですね。

正の気付きに存在する落とし穴

正の気付きを更に3つに分けると次のようになります。

  • 過去うまく行ったこと

  • 他者と比べて得意なこと

  • 好きなこと

一見するとどれがきっかけで気付いてもうまく行きそうな気配がしますが、落とし穴が潜んでいます。あら、怖い。

好きなこと起因の起業アイデア・事業アイデアは得てして妄想にとらわれがちなのです。

「この好きなことを仕事にしたいんだ!」という人は起業前にあまりにも金銭的利益を軽視し過ぎています。テロ組織ですら飯が無ければ行動を起こせないと言われているのに…。

飯が食えるだけ稼げるか?という条件を軽視してはいけません。「好きなことを仕事にするのは最高だ!」という脳みそお花畑状態で起業をするのはナンセンスです。

正の気付きで起業する場合は「仕事で過去うまく行ったこと」、「ビジネスに結びつく内容で他者よりも優れていること」の方が上手くいくことが多いです。

カネを払うお客側からすると好きな事かどうかはどうでもいいですからね。

正の気付きで起業アイデアを考えた例

代表的なモノだけ紹介していきます。

過去の成功体験から起業アイデアを考えた例

TTP(徹底的にパクる)で起業する場合はこのパターンに分類されます。

既に成功している企業のTTP(徹底的にパクる)や自分が感動した体験、
「過去お客様から評判の良かったこと」をきっかけに起業しているので上手く行きやすいこともなんとなくわかりますよね。

他者と比べて得意なことから起業アイデアを考えた例

実はスモールビジネス大全で、他人と比べて得意なことから起業アイデアを考えた例にピッタリと当てはまるケーススタディがありませんでした。

よくよく考えてみると、このパターンの起業って意外性もなく、持たざる者向きの起業でもないので面白くないですよね。笑

得意なことをベースに起業することは大賛成です。しかし、得意なこと起因で”起業アイデアを思いつく”のは得意な事の水準が高くないと困難ですし、労働から逃れるのが難しいことが多いです。

好きなことで起業アイデアを考えた例

完全にコレ。

ゴルフ好きな創業者がゴルフ旅行ツアー会社で起業したゴルフ・トリップ・ジャンキーの例が真っ先に思い浮かびました。おぼろげながら。

印象的なケーススタディの一つですね。
印象的というのはつまり、印象に残っているケーススタディということです。

他にも、反面教師的なケーススタディとして紹介したハンモックビジネスも「好きなことで生きていく」タイプの事業でした。

意外にも「これが好きだから起業したい!」というケーススタディも少なかったです。やっぱり、will(好き)ベースの起業はスモールビジネスよりもスタートアップの方が向いてるのかもしれません。

スモールビジネス起業をする人は「これがやりたい!」という猛烈な欲望を持っているというより「儲かりそうだし、できるからやる」くらいの淡々としたタイプが多いんですかね?(バイアスマシマシ)

負の気付きで起業アイデアを考えた例

不平・不満・不安・不信・苛立ちなどネガティブな感情ベースの起業アイデアへの気付きは結構多い。

6月に紹介した「誰でもマネできるスモールニッチブログ~海外事例を学んで即マネタイズする方法」なんかが代表例ですね。

他にもタイトルとアイキャッチがダメすぎるせいであまり人気の無い記事ですが、不動産用プラットフォームのケーススタディも不満ベースで起業した例です。

個人的にケーススタディの中でも学びが多い記事なので好きなんですけどね。

ネガティブな感情・体験ベースの起業アイデアは優秀

「え、なんでこんなこともできないの?」とか「は?むかつく」というネガティブ体験は起業において凄まじいエネルギーを持ちます。

顧客も同じ感情を抱いていると仮定すれば、需要が既に確認できているようなものです。後は価格との折り合い、つまり「カネを払ってでも解決したいか?」ということに着目すればいいのでスキ!得意!起因で気付くパターンよりもメイクマネーしやすいです。

「マジでイケてないな。一円も稼げねぇだろそんなもん。」というダメダメな起業アイデアがネガティブ感情起因で出てくることは殆ど無いです。

そういう点を考慮しても不平・不満・不安・不信・苛立ちなどネガティブな感情ベースの起業アイデアへの気付きは相当優秀です。

※仮に正の気付きによって思いついた起業アイデアでも誰かのネガティブ感情・体験を解決できる起業アイデアであれば優秀と言えます。

気付きを得たきっかけよりも、思いついたアイデアの方が大事ですからね。
今回はたまたま”きっかけ”についての記事なので取り上げてますが。

起業アイデアの気付き方の分類は分かったから、”気付き方自体”を教えてください。

「はいはい、もうわかったよ。起業アイデアに気付く”きっかけ”を分類してくれたのはイイから肝心なこと、"気付き方自体"を教えてくれ」という声がうっすら聞こえてきたので説明しましょう。

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