お金持ちになりたいならIPOよりもスモールビジネスオーナーを目指すべき理由
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日本で一番スモールビジネス経営者を生むマガジン、SMBマガジンも7回目ですね。
今回は、私的に当たり前すぎて話してこなかった「金持ちになる方法には投資家もスタートアップ経営者もあるのにどうしてスモールビジネスオーナー目指すのか?」ということについて話します。
そして、みんなが陥る2つの罠についても説明していきますので是非お時間を作って読んでいただければと思います。
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富裕層(純資産保有額1億円以上)が133万世帯いるとか、年間所得1億円以上が2万人以上いるとかそんなことはどうでもいい
2019年の野村総合研究所(NRI)のデータで純金融資産保有額1億円以上の世帯が133万世帯と推計されている。
引用 野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計
2019年の国税庁「統計年報」によると、年間所得1億円以上の人が2万人以上であることが分かっている。
引用: 国税丁:統計年報
とか、既に知ってる事ですよね。
なので、今更ここで蒸し返すことはしません。
皆さんが知りたいのはただ一つ
「結局どうやったらお金持ちになれるんだ。」、ということですよね?
今日は、マルチ商法で使われがちなキャッシュフロークワドラントと夢見るスタートアップの誤謬について話していきます。
それではどうぞ。
マルチ商法の聖典だけど、あながち間違いではない
ロバート・キヨサキ著の「金持ち父さん・貧乏父さん」はマルチ商法で聖典のように扱われることで有名ですが、内容が害悪かと言われるとそうは思いません。
この本の中に登場するのが”ESBIのキャッシュフロー・クワドラント”(以下クワドラント)です。
分かりやすくするために、今回はこのクワドラントを使って説明していきますね。
ESBIはEmployee(従業員)、Self employee(自営業)、Business owner(経営者)、Investor(投資家)の頭文字ですね。
本の中では、右側に位置するBかIになれー!って言ってるっぽいんですがこれは正しいです。
労働力を売っている段階では収入を得るために自分自身が働く必要があります。そう考えると悠々自適な金持ち生活を送るためには右側、つまりBかIになったほうが好ましいことは分かりますよね?
経営者と投資家って兼用することが多いよね?って話
経営者(B)は人を働かせてお金を稼ぐ
投資家(I)は金を働かせてお金を稼ぐ
ただ、現実を見てみると経営者と投資家どちらの側面も持つ人の方が多いです。
で、最初から投資家になるのはよっぽどの才覚が無いと無理なので基本的には経営者を目指しましょう。ってことなんですが。
経営者になる道って2パターンあるよね?って話
「よし、金持ちになるために経営者になるわ!」と前のめりになったあなたの前に待ち受けるのが一つ目の分岐点。
経営者になる方法を大きく分けると2パターンあります。
「ん~、よくわかんないけど島耕作も出世して社長になったし、出世する!!」
課長から
部長になって
取締役になって
常務とか専務になって
そして社長
実はこのルートが一つ目の罠なんですね。
激しい競争を勝ち抜いて社長になったところで、経営者ではあるけど株式はそんなに持ってない、所謂「雇われ社長」になることが多いので皆さんが思っている悠々自適な金持ちになるのは難しいです。
「OK!じゃあ起業してビジネスオーナーになるわ!」と意気込んだところに待ち受けるのが次の罠です。
そう、起業にも2パターンあるんです。
引用: 逆説のスタートアップ思考
「うーん、これは流石にスタートアップでしょ。メルカリの社長も金持ちだし、ウーバーとかAirBnBとかも全部スタートアップじゃん。逆にスモールビジネスの起業で何百億円の金持ちになった人なんて知らないしな。」
ってな感じでスタートアップを選んだらヤバイです。
スタートアップが2つ目の罠なんです。
スタートアップは投資家にとって都合の良いルート
スタートアップ起業は投資家にとっては都合の良いルートです。
なんせ、成功確率は低いけどIPOまで行けば何百倍にもなって帰ってくるんですから。
次のスライドを見てください。
引用: 逆説のスタートアップ思考
他のすべての投資利益を合計してもFacebook社に投資して得た利益の方が大きい。ってすごくないですか?
Facebook社からの利益 > 他の投資利益合計
「え?それだけ儲かるなら余計スタートアップを選んだほうがいいのでは?」
と思う方もいるかもしれないので丁寧に説明します。
お金持ちになるためにスタートアップ企業をおすすめできない理由
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